日本人担当まで気軽にお問い合わせください。

【注意喚起】タイでドローン未登録・飛行許可未取得の状態で飛ばすと犯罪

当記事では、許可無しでタイでドローン飛行や空撮を行うと一体どのような罰則が実際に具体的に下されるのか、過去の事例に基づいて説明いたします。

未許可飛行により300,000バーツの罰金

当ドローンによる事件は、2017年10月に起きたものです。バンコクの中心部で2017年8月にA氏がドローン撮影を行いました。A氏は、撮影したドローンの画像や動画を自身のSNS(Facebook等)に公開しました。その時点では、特に問題は起きなかったのですが、同年10月に突如CAAT(タイ民間航空局)より連絡が入りました。内容としては、下記の通りです。

  • ライセンス無し
  • 許可無し
  • 夜行飛行
  • 人々が集まる都市での飛行
  • 90メートル以上の高さでの飛行

これら5つの違反により290,000バーツの罰金がA氏に課せられたとA氏自らFacebookに投稿。A氏は自身がライセンス無しで飛行したこと等について認めたものの、約300,000バーツの罰金が発生するとは思っていなかったという。

当時の航空法第24条により「4万バーツ以下の罰金」で、A氏は8つの区から最大限の4万バーツの罰金が課せられ、40,000バーツ×8区 = 320,000バーツの罰金が課せられましたが、値下げされて290,000バーツに変更されたようです。

また、撮影時に一緒に撮影をしていたA氏の友人もCAATに呼び出され、結局2名で290,000バーツを支払いました。

このニュースはタイのドローン関連のニュースとして最も厳しい罰として有名なニュースであるため、タイ国内ので飛行を行い際は必ず許可取りを行うことをおすすめいたします。

このニュースの原文はこちら

タイデモのグループを撮影 75,000バーツの罰金

2020年8月16日にタイのデモグループ『Free People』がRatchadamnoen Avenueの周辺でデモを起こしました。グループのカメラマンがドローン撮影をするつもりでしたが、飛ばした直後にタイ警察のアンチドローン銃によってドローンが強制的に降ろされました。ドローンがカメラマンに手元に戻ったタイミングを見計らってタイ警察がすぐにカメラマンをその場で逮捕。犯人となってしまったパイロットは、ドローンのライセンス等を全て保有していたが、許可無しでの飛行により逮捕へと至った。罰金は10,000バーツと言い渡されたのですが、場所が王宮に近いということから追加のペナルティーが発生。最終的に支払った罰金は75,000バーツとのこと。

その他ドローンの罰則事例

  1. ドンムアン空港の近くでドローンを飛ばし、半年の懲役と1万バーツの罰金
  2. 2017年のタイ・プミポン前国王の葬儀の際に6人のタイ人が会場と近くに許可なく飛行して逮捕
  3. ハジャイ空港の近くでドローンを飛ばし、後日警察が約三ヶ月調査し犯人を逮捕
  4. ライセンス無しで法定規則である90メートル以上を飛行、90,000バーツの罰金

この他にもドローンに関する逮捕や罰金の事件は多数あります。タイでドローンを飛行させる際、「大丈夫でしょ」と言った気持ちで飛ばすのは罰金を支払う覚悟がなければ避けた方が良さそうです。罰金を払うくらいであれば、正式なルートで飛ばすようにしましょう。日本からのドローンを飛ばすのは手続きが大変な部分もありますので、タイで仕事用やプライベート用でドローンを飛ばす際は、弊社にご相談ください。

弊社では、空撮サービスを提供しております。

タイでのドローンサービスの画像

タイでのドローン映像制作(動画・写真)につきましては、弊社にお問い合わせください。映像制作チームをバンコクに持ち、タイ全土77県どこへでも出張し撮影することが可能です。ドローンのみならず会社紹介動画等の動画撮影も承っておりますので、映像に関しては何なりとお申し付けください。

関連記事

タイ・バンコクでのドローン申請が楽になるツール「OpenSky」

タイで買ったドローンをオンラインでCAAT、NBTCに登録する方法

動画制作の流れやスケジュールについて解説

PAGE TOP