タイでのウェブマーケティングに効果的な10対策について解説

WEBマーケティング10の方法

タイでもコロナの影響もありオンライン化が加速し、どの事業においてもオンラインでのマーケティングがより重要視される時代となりました。この記事では、企業の事業継続において常に新たな手法をさがしているタイ在住マーケティング担当に向けた入門編の記事となります。WEBマーケティングとはなにか、基本的な手法についてをご紹介いたします。タイで潜在顧客の掘り起こしや、売上を拡大させたい企業にとっては最後までご覧いただくことをお勧めいたします。

もくじ

ウェブマーケティングとは

WEBマーケティングとは、多種多様なオンライン上にあるデジタルメディアを活用し自社の商品やサービスの宣伝活動を訴求し集客することを一般的に意味します。WEBマーケの範囲は広くSEO対策SNSマーケティング(FacebookやYouTube等)、動画マーケティング、メルマガ、オンライン広告等が含まれます。

 

オフラインの看板広告やBTS、MRT電車広告、フリーマガジンとは大きく異なり、結果のデータが得られるため定量的に結果を把握することが可能であり、それらを効果測定し分析、PDCAを回しながらより効果的な宣伝や訴求を行っていきます。

デジタルマーケティングとの違い

デジタルーケティングはWEBの中の世界で止まらず、デジタルで得られるあらゆるデータやタッチポイントを活用するマーケティングであることから非常に範囲が広いです。

WEBマーケティングは、その範囲の広いデジタルマーケティングの中の1部として機能しています。

WEBマーケティングも下記の例の通り手法は多岐にわたります。

WEBマーケティングの手法

多くの手法が存在しますので、タイでも一般的に使われる手法をご紹介いたします。

WEBサイト

WEBサイト

多くのWEBマーケティング手法が存在しますが、タイ国内においてもWEBサイト(ホームページ)を持つことは重要です。(小さなタイ企業の場合はない場合もありますが、企業として透明性や信頼性を持たせるにはWEBサイトは重要な役割を担います。)

 

またVocus社の調査によるとWEBサイトはWEBマーケティングにおいて最も使われる手法であり効果的な手法の1つとして紹介しています。

WEBサイトを効果的に使うにはUI(User Interface/ユーザーインタフェース)UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)をユーザー目線で考えて作る必要があります。デザインももちろん大事ではありますが、わかりやすさや使いやすさも重要です。

 

また、WEBサイトの制作には外注という手段もありますが、今はWIXSTUDIOワードプレスなど無料でウェブサイトを作れるサービスも多いため、よほどページ数が多かったり機能を充実させる必要がない限りはこれらのリソースをつかって作成位する選択肢もあります。無論、ワードプレスは最もSEO対策がしっかりしており、様々な機能に対応できるプラグインがありますが、ある程度知識や経験がないと扱うのは難しいです。

 

弊社ではWEBサイトの制作も行っておりますので、依頼をお考えの方は是非お気軽にお問い合わせください。

もしくは公式LINEでもお問い合わせを受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

 

閲覧者の9割以上がデザインのみでwebサイトを評価している

デザインにおけるROI(投資対効果)は定量的に測ることは難しいのですが、インフォグラフィックによる調査によると医療系のWEBサイトの評価を行った結果、94%がデザインのみでWEBサイトの評価を下しているということがわかっています。残りの6%がサイトのコンテンツを見ているとのことです。

 

“Content is King”と呼ばれるGoogleのSEOの基礎的な考え方があり、コンテンツが重要視されるべきではあるもののサイトによってはデザインが重要視されることもあるようです。(そもそもコンテンツが充実していないとSEO上位表示は難しいので、「表示される=コンテンツは充実している・有益である」というのは前提であるのかもしれません。)

 

 

いずれにせよデザイン、UIやUXを考えられたWEBサイトではないと人が離脱してしまいやすくなるということがわかりますのでしっかり対策をすることが必要です。

how important WEB site design is

ブログ(コンテンツ・マーケティング)

ターゲットが御社のサービスを詳しく知りたい場合や御社サービスに関連するキーワードで検索しているターゲットに対してSEO対策を施すことは、タイでビジネスをするにおいても非常に重要な対策です。そのためにはブログやコンテンツを制作することが必要となります。

 

ブログは上記したワードプレスやWIX等で書くことが可能です。タイや日本においてもブログはコンテンツマーケティングとしての役割をになっておりますのでしっかりと対策をしましょう。またコンテンツマーケティングにおいて大事なことを下記に記載します。

  1. ターゲットの課題を解決する(ユーザーファースト)

  2. 更新頻度は多く、定期的に

  3. 人間味を出す

  4. 独自の考えを持つこと

  5. 押し売りコンテンツは逃げられる

  6. 専門性を持つ

ブログ運用は、その分野に特化した人が書くとより深く、課題解決につながるコンテンツを作成できると考えます。そのため自社での運用をおすすめいたしますが、ブログ記事の作成にはある程度時間がかかるため、ライターへの外注依頼やSEOコンサル企業に請負ってもらうことも可能です。

 

GoogleがSEO上で優先する考え方として「E-A-T」と呼ばれるものがあります。

E-A-Tは下記の略です。

Expertise (専門生)

Authoritativeness(権威性)

・Trustworthiness (信頼性)

 

上記のコンテンツを持つサイトが上位表示されます。

これに関して深掘りした記事は後日こちらに記載いたします。

SEO(検索エンジン最適化)対策

SEO対策

 

人間同様、見た目で9割を決められるWEBサイトですが、ただ見た目が良いだけではこの情報が溢れるインターネット社会で御社の素晴らしいWEBサイトを見る人はすくないでしょう。

検索エンジンでWEBサイトに訪問するユーザーは、基本的に御社や他社が提供するコンテンツに興味関心を持っています。しかし、御社のことを知っている人は限られています。そこで御社のことをそれらの潜在顧客、見込み客に来て欲しい場合はSEO対策を打たなければなりません。

 

潜在顧客や見込み客が、御社ビジネスに関するキーワードをGoogleやYahoo!といった検索エンジンで調べた際に、自社サイトが広告枠を除いて一番目立つ最上位に来るようにすることがSEO対策の役割です。

 

検索エンジン最適化により上位表示されるとWEBサイトへのアクセス数の増加が第一のメリットとしてあげられます。オンラインからの問い合わせや成約への可能性をあげることが可能です。また、上位にあることは信用にもつながります。

 

しかし、SEO対策は今日対策を施したら明日結果が出るものではなく、コンテンツによっては数ヶ月は最低見ておかないと効果が出ません。キーワードによっては1年以上かかることもあります。

 

しかし、タイではSEO対策SEO対策について学びたい、費用が知りたいという方は下記の記事よりご確認ください。

有料検索広告

リスティング広告サンプル

SEOは結果が出るまでに時間がかかりますが、有料広告(リスティング広告)は即日で効果が現れます。ROIも測りやすく費用をかければ今すぐにでも始められることから人気な手法となっています。

 

Googleの広告は基本的にオークション形式です。キーワードに対していくら払うか、他社より多く出してるかで表示回数が変わります。コストは抑え、広告露出機会を増やし、クリック回数を向上させることが質の高い効果と呼べるでしょう。

 

また、広告掲載の際にターゲティングを行うのですが言語(タイ語や日本語など)や地域(タイ国、バンコク等)、キーワードを設定できるので効率的にターゲット層にリーチができ、クリックした場合にのみ支払いが発生するクリック方課金(PPC)であるため、あまり無駄なコストはかけることなく効率的な運用が可能です。

 

コンバージョンを目的として、広告を効率的に打ち出し、WEBサイトを訪問したターゲットを逃さないようにしっかりと導線を作り、UI、UXも考えたWEBサイト作りを行いましょう。

 

なお、デメリットとしては広告を止めたら流入が止まるため、常に広告費を払い続ける必要があります。SEOは確実に最上位にすることは難しいですが、コツコツとSEO対策を行いつつ有料広告と合わせて運用していくとが必要と考えます。

アドネットワーク型広告

SEOやリスティング広告は、ユーザーが能動的に検索をしてきたときに表示される広告ですが、アドネットワークはブランディングに近い広告です。多くの人が興味を持ってクリックするわけではないが、多くの人に幅広く届けることが可能です。基本的にコンバージョン率は低いと言われていますが、大手の自動車メーカーや化粧品メーカーなどがブランディング目的として使われます。

 

例ではありますがYahooのトップページに表示される広告枠、これがアドネットワークです。

動画マーケティング

コロナの影響を受け外出する機会が著しく減った時期、動画の需要がとても高まりました。そもそもタイはコロナ以前からYouTubeの需要が高く動画媒体はサービスの認知や訴求には非常に効果的なツールです。

 

また、日本人も多くの人がYouTubeを見ています。2021年現在、最もYouTubeへのアクセスが多い国はアメリカですが、なんと第3位に日本が入っています。人口の差を考えてもこれほどまでYouTube需要が高まっているのは驚きました。

参考:https://blog.hootsuite.com/youtube-stats-marketers/

 

国別YouTubeアクセスランキング

いまでは企業用のYouTubeチャンネルも多く存在しています。YouTubeは娯楽として見る方も多いですが、会社の営業ツールとして、資産として動画をアップする企業も少なくありません。

例えばプリンターで有名なリコー社。BtoB向けの新商品を動画化しRICOHの自社YouTubeへアップロードしています。Cが積極的に見る動画ではないですが、動画があることでクライアントに新商品の紹介や使い方などを送ることも可能であり、シェアも簡単にできるのでいちいち重い動画データを送る手間も省けます。

また、広告枠があるので人の記憶に残るようなCMを作ることで認知度拡大、潜在顧客の掘り起こしが可能であり多くの企業が動画広告を打っています。動画広告も上記のリスティング広告同様、細かいターゲティング、広告費も抑えることもできるので現代の広告媒体として最も効果的です。

 

弊社では、動画制作チームを儲けておりクリエイティブの制作が可能です。弊社動画事業については動画制作事業一覧よりご確認いただけます。

SNSマーケティング

業界にもよりますが、タイでウェブマーケティングを行う上で最も重要なマーケティング活動です。

まずはこちらのデータをご覧ください。

タイは日本と比べSNSの使用時間が圧倒的に長く、世界平均よりもSNSの1日の使用時間が長いです。おそらくタイに住む方であればあたりまえに知っていることだとは思いますが、仕事中も食事中も常にSNSを使っているタイ人は多いように見受けられます。

 

そのなかでも下図の通りYouTubeやFacebookが圧倒的に使用されています。

タイで最も使われているSNS2021年1月付データ

SNSはビッグデータをもちいたマーケティングが可能です。冒頭でも申したとおり業界によってターゲットも異なるのでBtoBでの活用よりはBtoCでの活用が主になるように思いますが、BtoBtoCという考え方も可能で常に広告を打つことでブランディングや刷り込みといった意味でのマーケティングが可能です。

 

オフラインのマスに向けた膨大な予算がかかる広告とは異なり、ターゲットに合わせた低予算の広告運用が可能ですので、タイでWEBマーケティングを行う場合は必須になると考えて間違いないと思います。

 

SNSマーケティングはSEOとは違い能動的に検索、比較するユーザーに向けたものではなく、アドワークに近い広告です。認知拡大やブランディングとして使うことが多いですが、商材によってはコンバージョンが高い製品(美容系など)がありますので、商材、目的に合わせたマーケティングを行いましょう。 

 

より細かいタイのSNSに関するデータを知りたい方は【2021年度版】タイのSNS事情について|SNS利用率や普及率のデータを元に解説をご覧いただければ2021年最新版の情報をご覧いただけます。

メールマーケティング(メルマガ)

ここまでいろいろ紹介していますが最もコンバージョン率が高いのがメルマガやLINE@です。

 

すでに連絡先を知っているということは、どこかの接点で潜在顧客が御社とのコミュニケーションをとることを承諾しており、聞く耳を持っている状態です。

 

その状態であれば自社の商品やサービスに関してのキャンーペーンや最新情報を送ることが可能であり、コンバージョンも高いとされています。WEBマーケティングにおいて顧客の情報、顧客からの許可を得るということはとても高いハードルですので、これを超えると効果は高いです。

 

既存の顧客のメールアドレスもあるとおもうのでBtoBであれば尚更メルマガは効果を発揮しやすいです。

 

しかし、しつこくメールを送るのは印象を悪くする可能性もあり、またあまり送らないとリストが使えないこともあるので程よく使いこなすことが必要となります。

 

リターゲティング広告(追尾型)

リターゲティング広告とは、SEOの次にコスパが良いと言われている広告タイプです。

 

過去に訪れたWEBサイトのユーザーに対して関連性の高い広告を表示するマーケティング手法です。Cookieを介してユーザーを追跡し、対象ユーザーが別のサイトにアクセスした際にGoogleが指定する広告枠に関連広告として表示されます。

 

例えば、過去に「ナイキ 靴」でGoogleやYouTubeで検索したとします。ナイキの靴を買おうとしていることをGoogle側は把握ができるので、ナイキのWEBサイトで買わなかったとしても別のサイトに訪れた際にも表示されリマインドする機能があります。

 

効果的なリターゲティング広告を使用すれば、関心度の高いユーザーを逃すことなくコンバージョンまで導くことが可能であり、高いコンバージョンが見込めます。また、購買につながらなくとも広告が表示され続けるのでブランド認知としても役立ちます。

 

記事広告(ネイティブ広告)

動画の時代に変革し続ける世の中ですが、ブログや記事というのはそれでも需要があるものです。タイでもPantipと呼ばれる巨大掲示板がタイ国内のWEBサイトしては一番人気であったり、SNSで動画や写真を見るタイ人も細かい情報はブログ記事やレビュー記事を読んで購買へと行動を移します。

 

またPantipに限らず記事もSNSとの相性も良く拡散性も高いです。PRといったキーワードを入れて広告を打つことで印象悪くなく広告を打つことができ、それも広告ではあるものの広告っぽくない広告を制作することが可能です。

 

自社サイトに記事やブログを書いてもSEO対策としては必要なプロセスではあるものの、拡散力は自社サイト次第です。インフルエンサーへ依頼することやこのような人気サイトを使うことで効果を高めることが可能です。

まとめ

オンライン化が加速する現在、WEBマーケティングは非常に重要な手法です。こちらで紹介した手法を全て使う必要はないですが、目的に合わせて戦略を練った上で広告掲載をしていくことが必要になります。ただ、戦略を練るために考えすぎ行動を起こさないのは時間がもったいないので、トライアンドエラーを繰り返しPDCAを回しながらより良い効果を求めて運用していくことも必要だと思います。

まずは会社のリソースで運用されてみて、不明点や依頼がある場合はぜひ弊社にお問い合わせいただければ幸いです。

皆様のタイでのビジネスの成功を祈願いたします。 

長文とはなりましたが最後までお読みいただき誠にありがとうございました。