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タイでSEO対策を!13のSEO対策方法をご紹介!タイ語対策も!

最終更新日:2024年9月13日

WEBマーケティングの観点から、SEO対策はタイでも非常に重要です。

WEBサイト(ホームページ)を運営する方であれば日本語のみならずタイ語でもGoogleの検索エンジンでSEO対策を意識して、上位表示するよう結果を出すための対策を練る必要があります。

タイにおいてもGoogleでの検索は一般的で、年間のアクセス数を見た際にタイ人が最もアクセスするWEBはGoogleです。それ故に、SEOでWEBサイトを上位表示をさせる集客は重要であり、タイ人の検索行動から自社Webサイトへの流入が多くなることにより、結果として売り上げUPに繋がります。

2024年 タイ人が最も使用するWEBサイト

また、検索行動によって流入してきたユーザーは基本的に何らかの課題や疑問を持っているので、それを解決するという目的をもっているため、情報に高い関心を持つ傾向にあります。その悩みを解決できるサービスがHP上にあるとコンバージョン(成果)につながりやすいです。ただし、SEOは結果が出るまでの期間が長い(4か月〜1年程かかると公式発表)ため、直近での売り上げが必要な場合は、SEO+SNSやリスティンング広告等他の施策が必要となります。

では、タイ語で情報を検索してくるタイ人ユーザーを獲得するためのタイ語SEO対策ってどうしていけば良いのかについてを当記事で解説していきます。当記事では、上位表示するための対策等ついて浅く広く説明していきます。詳しい説明は各項目に別ページがありますのでそちらをそれぞれご覧下さい。

*あくまでも記事を書いた当時の対策となります。SEOはアルゴリズムが更新されるので数ヶ月後には通用しない場合もありますが、基本的な考え方はあまり変わりません。

SEOとは?

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された場合に、自社サイトや自社のブログ・WEBサイト、YouTube等が検索上位にオーガニック(*1)で表示されることを意味します。

*1 : オーガニックとは:検索結果の画面で広告枠を覗いて表示される部分のことを指します。

SEOに必要な主な対策は下記です。

・外部対策:優良なWEBサイトと認識されている先より被リンクを得るための施策
・内部対策:サイト設計、構造、ソースコード、仕様を最適化な状態にする施策

外部施策と内部施策を行うことでオーガニック検索からの流入を増やし、ユーザーが求めている情報を与えることが重要です。ユーザーが有益と判断することでGoogleも同じ判断を下し、上位表示を支援してくれます。

SEOの目的は検索結果で上位表示をさせることではなく、WEBサイトの目的であるコンバージョン(CV)の達成つなげることが目的です。CVは各社様々な設定をしますが、例えば角度の高い問い合わせを増やす、見積もり依頼をWEBから増やす等があげられます。SEOはあくまでも手段の1つに過ぎませんので目的と手段を履き違えないようご注意ください。

SEO対策を行うメリット・デメリット

まずはメリットについてご説明いたします。

・無料:対策自体は無料できる(人件費等はここでは含めない)
・安定した収益源:上位表示されると中長期的に安定したWEBサイトへの集客が見込める

・高いCV率:検索行動のユーザーはコンバージョン率が高いため売上に繋がりやすい
・ブランディング:検索ユーザーに名前を覚えてもらいやすくなり、ブランディングとしても機能

デメリットについても挙げます。

・即効性の欠如:結果が反映されるまで時間がかかる
・人的コスト高:有益なコンテンツを制作するためには多くの時間がかかる

・不確実:必ずしも上位に表示される保証はなし(有料広告を除く)
・アルゴリズム:アップデートで順位が大きく変わることがある

アルゴリズムの更新頻度についてはこちらのサイトを参考に見た場合、平均1日9回以上、年間で3,000回以上のアップデートがされていると記載されています。

メリット・デメリットともにありますが、予算がある限りは対策をするの一択かと思います。オンラインからの売上を無視し続けるのも会社の方針としてあるかもしれませんが、その間に競合他社がWEBで力をつけた場合、将来性がある企業は一体どちらでしょうか。他言語化することで海外からの問い合わせも期待できます。オンライン化の進む現代においてWEBサイトを育てる予算を持ち、少しずつで良いので育てていくことをお勧めいたします。

top website access ranking in thailand 2021

この上図ではタイの2020年12月のトラフィック数のランキングを表しています。1位は「Google」です。2位、3位には人気SNSのYouTubeやFacebookがあげられます。GoogleのSEOをしっかり対策できれば多くのユーザーからの流入が見込めることはデータから見ても間違いありません。

FBやYouTubeといったSNSを育てるのも事業形態(飲食・サービス業などBtoC)によっては非常に効果的です。また、広告効果としてBtoBでSNSを利用する企業も多く見かけます。ただ対ビジネスでのコンテンツはなかなかSNSではシェアがされにくく、共感も生みにくいためフォロワーを作ることが対消費者より難易度が非常に高いです。

SEOはどの業態であれ検索ユーザーがいる限りは効果的であり、広告費を打たずとも中長期でユーザーを集めることができます。しかし、SEOによる集客は競合が激化している場合には時間がかかることもあります。

また、SNSとSEOはユーザーへのアプローチの段階が異なります。SEOは既に御社が取り扱うサービスや業界についてある程度「知っている」ユーザーに対してアプローチする刈り取り型の営業方法の1つであるため、比較的成約率が高い傾向があります。一方、SNSはユーザーが好むコンテンツが流れている中に御社の情報を混ぜることで「知ってもらう」ためのファン作り型の営業方法であり、比較的成約率は低い傾向があります。それぞれの役割を理解し、適切な使い分けが必要です。

SEO対策は、はっきりと明確な答えがありません。公式からも一部の情報しか公開されていません。が、その中でも最も重要視されているものは下記です。

・ユーザーの課題を解決するための有益な情報を提供する
・検索エンジンに正しく理解してもらう

GoogleやYahoo!といった検索エンジンで何かを調べるユーザーは何かしらの課題を持っています。近場のレストランを探していたり、健康についてだったり、タイのSNSマーケティングだったりと様々な課題を抱えているユーザーが解決するために検索します。Googleはその課題に対してきちんと解決するコンテンツを持っているWEBサイトを上位に表示させます。そのためには、「ユーザーの課題解決」と「検索エンジンに対して理解やすい文章・構成・サイト設計」が重要となってきます。

SEO対策は大きく分けて内部と外部対策があります。

外部対策:優良なパワーのあるWEBサイトより被リンクを得る等の施策

外部対策は、GOOGLEのSEO対策の中で最も重要な対策の1つです。方法は、他のサイトから被リンクをもらうことです。これは、関連性のあるブログ等からの被リンクをもらうことを指します。有益なコンテンツであると他の人にシェアされやすいので常に有益性を意識して書くことが必要です。

※SNSで拡散されることは直接的にSEOの評価を上げることには繋がりません。拡散されることで他の方のブログ・記事・HOMEPAGE等にリンクを貼ってもらうことで効果が出ますので、間接的な結果を期待する方法となります。
また、テクニカル的な話をしますと、SNSからのリンクにはhtmlにno followが入っているのでクローラーがリンク先を評価しない設定になっています。

内部対策:サイト設計、構造、ソースコード、仕様を最適化な状態にする施策

Webページの内容を検索エンジンにしっかりクロール、インデックスしてもらい、テーマ性を正しく評価させ、快適に読んでもらえる環境を作る施策です。例えばクラスター構造など、サイトの設計などがユーザーにもGoogleにも非常にわかりやすいサイト設計になっており好まれています。

尚、SEOでは両方とも対策が大事ですが、Googleが言っている発言として下記のようなものがあります。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja より引用

コンテンツがユーザーに焦点を当てていれば結果は必ずついてくるという意味です。いまはSNSでのシェアもあり、共感したユーザーはリツイートや共有といった行動を起こしやすくなっていますので、価値のあるコンテンツを提供し続けることが重要です。

SEO対策を行う際にGoogleが何を考えているかを知ることは、今後の対策を行うときに重要な指標となってきます。Google が掲げる 10 の事実から下記を抜粋します。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。

ユーザーファーストという考え

Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。

https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/users/

ユーザーの課題を解決することがGoogleが提供し続けている価値です。Googleにばかり対策を行ったところでユーザーが満足しない限りは滞在時間が短かったり、他サイトへの移動などが目立ち「あまり価値のないサイトだな」と評価されてしまいます。そのためにもユーザーが何を考ているのかをキーワードから深掘りし、どのような課題や考え、目的があるのかをマーケティング担当者は常に考える必要があります。

SXO(検索体験最適化)

Googleのガイドラインが大切にしている考えの1つとしてSXO(Search Experience Optimization)があります。日本語では「検索体験最適化」です。

ユーザーファーストの考えと根本は同様です。ユーザーの課題を解決することが大事なので、SEOで最上位を取ったとしてもユーザーの課題を解決していなければ上位剥奪は即座にされるでしょう。(おそらく現時点で競合が多いキーワードを狙っている場合、SXO対策をとっていないサイトは圏外かと思いますが。)ユーザーを満足させてこそGoogleの価値があるので、今後SEO対策に力を入れる場合はSXOについてもしっかりとしっておくべきでしょう。SXOについて知りたい方は下記のSXOとは?よりご覧下さい。

YMYL・E-E-A-Tという考え

Googleの考え方で非常に重要なYMYL及びE-E-A-Tというが言葉あります。YMYLとは、2013年にGoogleが提唱した概念で、Your Money or Your Lifeの略称です。お金に関すること(金融や株など)健康に関するコンテンツ(健康や安全性等)他には政治や宗教に関するコンテンツ等は、人間の人生を大きく左右する可能性が高いので信頼度の高い企業や政府関連のWEBサイトなど「誰が発信するか」を重要視しています。

誤った情報はネガティブな方向に他人の人生を仕向けることにつながってしまうためGoogleは非常に厳しくコンテンツを管理しています。また、E-E-A-Tは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を意味します。このE-E-A-Tを持ったサイトが上位表示されます。

例えば「コロナ 対策」という言葉を検索したとしましょう。

その際に上位に表示される結果が病院の記事であったり、お医者さんが書かれているコンテンツであるとユーザーは安心して読み進めることができますが、どこぞの名の知れない医療にも関係のないアフィリエイターが書いた記事ではユーザーもいまいち信用度に欠け、結局お医者さんや政府の発表しているコンテンツを読み進めることになるかと思います。

人間が通常生活で情報を求める時同様、誰が何をいっているのかで情報の信用度は変わるものであり、Googleも同様の評価をある程度できるようになっている模様ですので、コンテンツを書いていく際は、ユーザーが信用できるように書いていく(ネットだけでなく実社会でも貢献していく)ことが非常に重要です。

YMYLやE-E-A-Tについての対策方法については別記事にて紹介しておりますので、合わせてご覧下さい。

元々はE-A-Tが大事という指標だったのですが、E-E-A-Tに変わりました(2022年12月16日のGoogle公式発表)。Experience(体験)が追加されました。実体験に基づいたコンテンツを入れ込むことでより効果があるようです。

ではさっそく具体的にSEO対策について取り掛かっていきましょう!

と、その前に・・。

 検索キーワードについて把握しておくべき事項があります。検索キーワードはSEOに取り掛かる中で最も重要な作業です。ぼんやりとキーワードを決めるのは絶対にしてはいけません。一番狙いたいキーワードをメインキーワードと呼び、それに付随するキーワードを複合キーワードと呼びます。

キーワード選定の仕方は、ユーザーの検索状況や検索意図を踏まえ、コンテンツ内容と厳密に沿っている必要があります。また、SEO対策キーワードは1つのページに対し1ワードが基本です。

1つのページで多くのキーワードを狙いたい気持ちはわかりますが、メインキーワードは1つに対して多くの要素を取り込むと内容とキーワードが異なってきたり、あれもこれもと書いてる内にぼやけてくることがあります。そうすると、検索エンジンには評価がされにくい可能性も出るのでどのキーワードでも上位表示されなくなります。

キーワードの検索ボリューム・需要を確認する

メインキーワードはそもそも検索需要がないと検索されませんので、コンテンツを制作しても読まれないため記事を書く意味がありません。そのため、狙うキーワードの月間検索回数がどのくらいあるのかをまずは確認しましょう。

Google Keyword Plannerを使う

キーワードプランナー

検索ボリューム・需要についてはキーワードプランナーで行います。数字が大きければ大きいほど上位表示が難しくなりますので、数字の少ない=競合の少ないボリューム数のキーワードを狙って上位表示させていくことから始めましょう。また、キーワードを細分化(2単語以上の掛け合わせ)することでより上位表示を狙っていくことができます。

大きいキーワードからの流入のためには、小さなボリュームのところで上位を取り、サイトを評価して貰わないとサイトの価値(ドメインパワー)が上がらないため、SEOでのビッグキーワードでの表示はほぼ不可能です。

Ubersuggest

Ubersuggest(基本無料)をご紹介いたします。こちらは上記で説明したGoogleキーワードプランナーで使われている技術をもとに設計されたキーワード検索ツールです。使い方は簡単でキーワードを入力して検索をかけるだけで、ユーザーが検索しているキーワードを把握することが可能です。

では、Googleキーワードプランナーと何が違うのか。

主に弊社が使っている理由としては、検索キーワードにおいて「単語×単語」での複数単語以上の検索結果を探し出すのがキーワードプランナーより得意です。漏れなくKWを探し出すことが可能です。

2つ目は競合他社が受けている被リンクが見えることです。どのようなサイトから被リンクを受けているかがわかるので戦略を立てやすくなります。など他にも理由は多くありますが、SEO対策を行う上では外せないツールかと思います。

Ubersuggestについてもっと詳しく知りたい方は別記事を後日書きますのでそちらをご覧いただければ幸いです。

コンテンツの品質と量

「Content is King」

SEO関連を少し勉強したことのある人は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?Googleはコンテンツの品質を重要視しており、専門性の高い内容を高く評価する傾向にあると品質評価ガイドラインに記載されています。

Googleが評価するのに重要な指標の1つ「E-E-A-T」
・Experience(経験)
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)

 また量は質を凌駕するともいいますが、Googleでも評価対象になる模様です。不確定要素ではありますが、上位表示される記事は概ね文字数(コンテンツ量)が多い傾向にあります。

ただ文字数が多ければ良いわけでな決してなく、品質が高いことが前提の上で文字数が多くあることが評価につながります。専門性がある記事は、1つのことがらも深く掘り下げるコンテンツとなるため関連する内容も増えていき、結果としてコンテンツ量が増えると言えるでしょう。(要は、質も量も必要です。)

また、ブログ記事やYouTubeでも同じなのですが「滞在時間」なり「視聴時間」をGoogleは評価しています。弊社はYouTube運営もしていますが、平均視聴時間が長いコンテンツは関連動画への露出も増え、多くの人に届きやすい結果があります。また、広告の単価も平均視聴時間が長い方が稼げます。広告媒体のGoogleはこれらの「滞在・視聴時間」が長ければ長いほど広告企業としての価値を出せるので、そのような評価基準があるのかと推測します。

ページタイトルの最適化(キーワード検索)

SEO内部対策においてタイトルは最も重要事項です。検索されるキーワードに基づいてタイトルを記載します。

また、表示される文字数はブラウザやデバイス(スマホとPC等)では検索した際に表示されるタイトルの文字数に違いがあります。PCで検索した場合は、約30文字となっています。スマホで検索した場合は30文字で表示される場合もあれば全角20文字で表示されることもあります。

どちらにも適切に表示させるのであれば約30文字以内でのタイトルをつけることをおすすめします。尚、タイトルの前半にキーワードを入れておくとより検索結果として引っかかりやすいという諸説もあります。

ただしキーワードを羅列すれば良いわけではありません。Google側はキーワードを元に検索結果を表示させますが、結局人間が文字を読みクリックするので、文字羅列の意味不明なタイトルはクリックされず評価が下がります。クリック率が低いと読まれない記事と認識されランクが落ちます。Googleと人、それぞれに認識させるタイトルをつけるようにしましょう。

h1タグ

内部対策としては<h1>タグは重要な役割をになっています。対策としては下記です。

・h1タグは各ページに1つのみ使用すること
・対象の検索キーワードは必ずいれること

タグと聞くとプログラミングのスキルがないとできないのかな?と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、ワードプレスやWIXといったサイト制作を使えば基本的には内部SEO対策がされている場合が多いです。h1タグ以外にもh2・h3・h4・h5タグと行った順序で記事を書くようにしましょう。

【hタグの記述順序 サンプル】
<h1の見出し>
「コンテンツ本文」

<h2の見出し>
「コンテンツ本文」

<h3の見出し>
「コンテンツ本文」
・・・・

<h6の見出し>
「コンテンツ本文」

タグにはメインキーワードに関連するワードや語句を入れることでWEBサイトのテーマの統合に役立ちます。

meta description(メタ ディスクリプション)

メタディスクリプション(meta description)とは、検索した際にタイトルだけでは情報量が少ないので、該当する記事がどのようなコンテンツなのかの概要を端的に伝える役目を持っています。Googleのような検索エンジンの検索結果一覧ページで活用されています。例えば、「メタタグ」と検索した際には、下記のように表示されます。(赤い枠内がメタタグです)

検索キーワード自体がメタタグに引っかかり検索結果として表示されるのはもちろんのこと、メタタグが検索ユーザーの課題を解決する内容となっている場合、ユーザーがより詳しく読みたいという心理によりクリック数が上がります。

メタタグの文字数

PC画面とスマホでの表示される文字数は異なります。スマホは90文字程度、PCは約120文字程度表示されます。文字数が少ないのでなるべく前半にキーワードとなる単語を記載していくことが必要です。

メタタグ(スマホ画面)

メタディスクリプションについて詳しく以下の記事で説明してます。

内部リンク構成

内部リンクはページタイトル同様、SEO内部施策において非常に重要な要素です。
内部リンクを適切に設置することで以下のメリットが得られます

・ユーザーにとって必要な情報を必要な時に提案し、移動を手助けする役目。
・クローラーの巡回を促す役目を担う。評価につながる。
・それぞれの記事の’コンテンツテーマに関連性を持たせ評価させる

共起語

共起語の例

共起語とは、「1つの単語に対して頻繁に使われやすい関連性のある単語」を共起語と呼びます。単語1つだけでは表現の幅に制限がありますが様々な語彙を使うことで1つのメインキーワードに対して多角的な角度からの表現が可能となります。

直接的なSEO効果もある部分もありますが、どちらかといえばユーザーに離脱されないような高品質なコンテンツとして最後まで読んでいただくといった効果を狙う対策です。

ページ評価が分散していないかチェックする

Googleでは同サイト内に重複したコンテンツを持つ場合、評価が分散されます。多くの記事を書いていてもなかなかブログが上位表示されない場合は、同じキーワードに対しての評価の分散が原因とされる場合もありますのでしっかりと見直すことが必要です。

被リンクは「質」が命

外部リンク(他サイト)からのリンクは以前からSEO対策では重要視されています。ただ、以前と大きく異なる部分はリンクの量より質が勝ると言うことです。

以前は大量に被リンクを外部リンク先から受け、評価を高くするブラックハットという手法が多くのSEO御者が取り組んでいましたが、Googleは対策を行い、現在同じような対策をここ講じた場合はマイナス評価を受け検索結果上位に表示されることはまずないでしょう。

リンクの質は、リンク先が被リンクを受けるコンテンツとの関連性があり、また、そのリンク先のサイトの評価が高ことが重要となります。

外部リンクの調査方法

Google Search Consoleの「検索トラフィック > サイトへのリンク」から「自サイト内のページにリンクしているドメイン」、「他のドメインからリンクされているページ」を確認できます。

ページ表示速度は早い方が正義

Googleはページの読み込み・表示速度をできるだけ速くするように推奨しており、これはGoogleが掲げる10の事実の1つに明記されています。

画像やロゴ、動画など読み込みに時間のかかる要領の大きいデータはなるべく軽くすることでスピードをあげることができます。表示スピードが遅くなると、人間という生き物はストレスを感じてしまい離脱するユーザーが増え、コンバージョンの低下につながります。

ただし、早いからSEOが上がる、というわけでもありません。結局はコンテンツの質ですが、他社と自社が同じようなコンテンツであった場合、優遇されるのは読み込みが早いページといったところです。

ページ表示速度確認方法

Pagespeed insigntsの結果

Googleが無償で提供している「PageSpeed Insights」と呼ばれるツールがありますのでご利用ください。改善方法も上図のように表記されるので1つ1つ対応していくことが必要です。

対応方法についてはまた後日別記事を書きます。

インデックス

インデックスとは、検索エンジン上をクローラー(ホームページの情報を収集するロボット)が巡回し、サイト情報をサーバーに保存することを意味します。 検索エンジンは、クローラーを常に巡回させて、世界中の莫大なページの内容をチェックしています。チェックは一度だけでは終わらず、何度も巡回することで正確に評価されます。 

クローラーの巡回頻度を増やす

インデックスでも記載したとおり、クローラーの巡回は重要です。いかにクローラーを巡回させるかについて解説します。

クローラー頻度をあげる

クローラーの頻度をあげることはSEOの評価につながると言われていましたが、GoogleのWebマスタートレンドアナリストJohn Mueller氏によると頻度は関係がないとの記述があります。

That’s not necessarily a bad thing; some sites just don’t change a lot, some are just less interesting, every site’s different.

頻度は不要ですが、sitemap.xml(サイトマップ)を設置する必要があります。

sitemap.xml(サイトマップ)とは、検索エンジンに対してクロールして欲しい記事のURLをGoogleに伝えるためにURLリストをXMLファイルとして作成したものです。クロールして欲しいURLの補足情報として、更新頻度や更新日時、重要度を加えることができます。

常時SSL化(https)はマスト

常時SSL化とは、セキュリティを向上させるためにインターネット上のデータ通信を暗号化することです。本来はクレジットカード決済時に使われていたのですが、いまではページ数全体の93%がSSL化しています。グーグルはユーザーにとって安全なWEBサイトを上位表示するためSSL化は必須条件と言えます。対策していない場合は即座に対応することを推奨します。

動画をブログに組み込む

SEO対策の1つとしてvSEO(Video Search Engin Optimization)があります。これは動画SEOと呼ばれ、ブログ上に厳密に関係のある動画を組み込むとブログと動画の関連性をGoogle側が理解し、上位表示をさせる対策のことです。

またその他メリットもあり、クリック率の向上が見込めます。スマートフォンから検索した際に弊社クライアントの事例(下図)のように検索時に動画のサムネイルが表示させることも可能となり、クリック率が上がりやすくなります。

動画を組み込むとスマホでの検索時にサムネが表示される

SEO対策としても効果的ですが、YouTubeでの検索順位にも直接関係をもたらすのでYouTubeチャンネルを運用する方も必ず対策をすることをお勧めいたします。

YouTubeをブログに入れる際の注意点

YouTube動画を入れる場合の注意点は2つあります。

  1. あまり動画を多く入れすぎないこと
  2. 限定公開の動画は入れない

1の理由ですが、YouTubeの読み込みは処理に時間がかかります。そのため、WEBサイトの表示速度が遅くなるためGoogleのSEOの評価の重要指針でもある表示速度に悪い評価がついてしまいます。そのため、1記事につき1つまでをお勧めいたします。もしくは、読み込みを遅延させるプラグインを入れたり、YouTUbeに飛ばすようにリンクを設定するなどの対策が必要です。

2の理由ですが、「no follow」というhtmlタグが埋め込まれてしまうため検索した際に表示されなくなります。限定公開のYouTubeは使わずに公開した動画のみを使うようにしましょう。

タイ語SEO対策について

SEO対策はタイにおいても非常に重要なWEB施策の1つです。タイで年間通して最もアクセスがあるサイトはGoogleであり、グーグルでの検索行動を日本人と同じように日々起こしています。SEOでは検索キーワード毎にコンテンツを制作する必要がありますが、ビッグキーワードと呼ばれる検索需要が多いキーワードに対するSEO施策は正直難易度が高いです。

しかし、タイはSNSの文化が急速に広まったこともあり、Facebookでの企業ページには非常に力を入れている会社が多いです。がしかし、近年は大手企業のみならず中小企業もSEO対策に力を入れている企業も多少増えてきました。SEOからの問い合わせが売り上げにつながることからSNSでの広告戦争から、SEOからの問い合わせが売り上げにつながることからSNSでの広告、リスティング、SEOで着実にユーザーを刈り取る時代も来ています。

まさにここがチャンスだと弊社は考えており、SEOで力を入れれば外国籍の企業であれ、検索上位を狙うことが可能です。無論、SNSを活用することもSEO観点からもビジネス観点からも重要です。

実際に弊社の動画制作関連のタイ語ページも少しずつSEOをかけていますが、運用初めて4ヶ月で複数キーワード(検索数が少ないキーワードのみ)で1位を獲得し、お問い合わせをいただくようになっています。

海外のSEO対策となりますので、日本とは多少異なる方法が一部ありますのでそちらについて詳しく説明していきます。

キーワードの洗い出しが重要

キーワードの選定は日本語を元に翻訳したキーワードを使うのも良い場合はありますが、実際にどのようなキーワードが使われているかを調査する必要があります。日本語からの直訳ではタイ人にとって馴染みのない言葉になってしまったり、同じ意味合いでも別の言葉で検索するといったことは起こり得るためです。

前途したUbersuggestやキーワードプランナーを用いて、ターゲットとなる単語を調査し、関連キーワードや検索回数等で決定していきましょう。

自動翻訳は使わない

記事コンテンツを作る時は、タイ語ネイティブに依頼する必要があります。自動翻訳がまだ完璧でない現代の技術において、自動翻訳された文章を使うことは基本的にNGです。

問題なのはユーザーが読んだ時に違和感を覚えてしまうことです。自動翻訳された文章はやはりどこか違和感を覚えることが多いと思います。文法的なのか言葉のチョイスなのかは文章によって異なりますが、意味合いが異なってしまったりすることの違和感によって「このサイト、大丈夫かな?」と思わせてしまうことで不信感を抱き、ユーザーの離脱につながります。

ユーザーがページに滞在せず早期に離脱することは、SEOの評価として良くない結果を与える可能性があるため、きちんとネイティブに制作して頂くことを推奨いたします。

【超重要】翻訳だけで終わらせない

翻訳をしたらOK!とはなりません。キーワードが含まれているかどうか確認を必ずしてください。タイ語のキーワードは、日本語から翻訳し関連キーワード等からしっかりとニーズを把握してください。翻訳者は翻訳は得意ですが、SEOのキーワードを選んで翻訳しているわけではありません。

タイのドメインを利用

タイのドメインとは、例えば日本だとco.jpといった国を表すドメインを指します。Googleはドメインによって特定の地域ごとに判断しているのでタイ語で上位表示を狙う場合はタイのドメインを取得することをGoogleも推奨しています。

なお、タイのドメイン取得となるとタイの企業登記証明(PP20)等の提出が必要となるのでハードルがあり、また価格も.comや.netといった安価なドメインとは異なり年間で数万円程度する場合もあるので運用コストもかかります。

タイでのドメインの取得については下記のサイトより可能ですので、ご確認ください。

■タイのドメイン獲得サイト

  • Gonbei Domain
    日本語のサイトであり且つドメイン取得に必要な情報も網羅されているのでこちらをご利用されるのが便利かと思います。
  • ATAK
    英語のサイトです。価格が安いのが特徴です。

既に日本のドメインがある場合

日本で使っているホームページと同じ管理下に置きたい場合があるかとおもいます。言語ごとにドメインを変えず、言語ごとに独自のURL「https://xxx.co.jp/th/」といったようにドメインを作成することも可能です。

同一ページで複数言語を混ぜることは、その記事がどの言語なのかをクローラーが判断できないためタイ語のみを1記事に書く必要があります。

結局ドメインは国別のものかそうでなくても良いのかと思いますが、本質はドメインにあるのではなくコンテンツ自体にあると考えますので、自社サイトを既に持っている場合は言語別でページを分け、新規で作る場合はタイのドメインを利用することので良いと思います。

サーバーは早いものを使うこと

読み込み速度に関係して来ますが、ページの読み込み速度はユーザーの離脱率に関係しています。早ければ早い方が良いです。弊社おすすめはXserverです。タイ国内にあるサーバーを数カ所試しましたが、Xseverの方が圧倒的に早かったです…。もしタイのサーバーで良いものがあればまたシェアいたします。

国別HTMLタグは無視される

以前まではHTMLタグに書かれる国別のコードがクローラーによって読み込まれ、国を判断していましたが現在はHTML属性は無視するとの正式な発表があるので追加する必要はありません。

Google は場所のメタタグ(geo.positiondistribution など)や、地域ターゲティングの HTML 属性は無視します

SNSを活用する

SEO対策でSNSでの発信は切っても切れない関係です。アクセス数を稼ぐ、共感を受けた人がシェアをするといった行動は、その記事コンテンツが価値があることを表しているためSNS運用は必要です。

特にタイではFacebookが人気ではありますが、シェアされやすいソーシャルメディアとしてはTwitterも挙げられます。タイ人も使用している人数は多いので、常時価値のある有益なコンテンツを更新していくことが必要です。タイで人気のあるSNSについては下記の記事にてまとめておりますので、合わせてご覧ください。

項目初期費用月額料金対策内容
SEOコンサル30,000THB
0THB
15,000THB ~・キーワード調査
・競合調査
・自社サイト分析(アクセス等)
・ライティングアドバイス
・月次定例会議
記事コンテンツ作成(日本語)1,500THB ~・記事制作
・月間1記事制作
記事コンテンツ作成(タイ語)1,000THB ~・タイ語記事コンテンツ
・月間1記事制作
*翻訳費用別途発生

SEO対策における費用はSEO対策サービスページよりご確認いただけます。

SEO対策サービス バナー

SEO対策コンサル

「SEO対策コンサル」については、毎月1度の打ち合わせを設定し、毎月の結果報告、翌月の施策、コンテンツアドバイス、キーワードアドバイス、ライティングアドバイス等を行って参ります。記事の制作も可能です。重要なコンテンツのアイデアやキーワードは弊社よりアドバイスいたしますが、コンテンツはお客様ご自身で記載いただきます。

また、最低4ヶ月契約とさせていただきます。グーグルのSEOガイドラインとして「効果が出るまで4ヶ月〜1年かかる」ため、ガイドラインに従った期間とさせていただきます。

コンテンツ制作

「コンテンツSEO」は、記事コンテンツを書くリソースがない場合に弊社が代理で書き上げます。記事コンテンツ制作に関しては、弊社にはお客様の事業理解が必要不可欠なためお客様より情報をいただく必要がございます。また、事業内容によって記事の値段も変動いたしますのでご相談いただければ幸いです。

検索エンジンのアルゴリズムにおける評価の項目は260以上あると言われているため、上記は基本的な部分に過ぎません。しかし、対策方法は多岐にわたるものの、結局はユーザーファーストのコンテンツを書き上げることが本当のSEO対策です。

当記事がどこまでユーザー様のニーズを満足させられているかは定かではありませんが、少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

弊社はタイ・バンコクに会社を構えているWEBマーケティング会社です。タイで今後日本語・タイ語のSEOを強化していきたいとお考えの場合は、お問い合わせをいただければ幸いです。

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