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タイのインターネット・SNS利用の全体像【2026年最新データ】

当ページには、2025〜2026年のタイにおけるSNS利用状況やユーザーの特性等を理解するために必要なデータ、洞察、トレンドが掲載されています。データの主要ソースはDataReportalが発行する「Digital 2026: Thailand」(We Are Social / Meltwater共同発行)、NapoleonCat(2025年12月)、およびETDA(タイ電子取引開発庁)の公開データです。各数値には調査時点・対象を明記していますので、マーケティング戦略の立案にお役立てください。

本記事は2021年〜2023年に公開していた過去バージョンのデータを統合し、2026年最新データに更新した最新版です。

この記事でわかること

  • タイのSNSアクティブユーザー数は2025年末時点で5,660万人(人口比79.
  • 1%)、1日あたりのSNS利用時間は約2時間35分と日本の約3倍
  • Facebook(6,060万人・86%)とLINE(5,600万人・78.2%)がトップを維持、TikTokが利用率85.7%で第3位に浮上
  • YouTubeが月間41時間28分と全SNS中で最長利用時間を記録し、動画コンテンツ消費の中心に
  • タイ消費者の70.2%がSNSで商品・ブランド情報を調べ、ソーシャルコマース市場は52億米ドル規模に到達
  • タイ市場特有の施策として、Pantipでの口コミ形成、TikTok Shop活用、Shopee/Lazadaへの購買導線設計が重要

タイの基本的なデジタル環境

まず、タイの基本的なデジタル環境について最新数値で整理します。2025年末時点のタイ総人口は約7,160万人。人口の年齢中央値は約40歳であり、高齢化が着実に進行しています(2005年にすでに「高齢化社会」に突入、2031年には「超高齢化社会」入りが予測されています)。

インターネット利用者数は6,780万人(普及率94.7%)に達しており、2024年時点の6,321万人・普及率88%から大幅に増加しました。この伸びは、コロナ禍でのデジタル利用習慣の定着と5G普及の恩恵によるものと考えられます。アクティブな携帯電話接続数は9,660万(人口比135%)と、1人で複数回線を持つユーザーが多いことも特徴です。

SNSアクティブユーザー数は5,660万人(人口比79.1%)に達し、前年の5,100万人から大幅に増加しています。タイ人は平均して7.3個のSNSプラットフォームを併用しており、複数チャネルでの接触機会が豊富です。

1日あたりのインターネット利用時間は7時間54分、1日あたりのSNS利用時間は約2時間35分です。日本人のSNS利用時間が約51分であることと比較すると、タイ人は約3倍以上SNSを利用していることになります。またインターネット利用時間も日本(約3時間45分)の約2倍に相当します。この圧倒的な利用時間の差が、タイ市場においてデジタルマーケティングが高い費用対効果を発揮する根本的な理由の一つです。

タイの人口と年齢構成

2025年末時点でタイの総人口は約7,160万人。年齢中央値は約40歳で、高齢化社会への移行が数値としても明確に表れています。参考として、年齢層別の大まかな内訳傾向は以下の通りです。

  • 0歳〜4歳:5.0%
  • 5歳〜12歳:8.7%
  • 13歳〜17歳:5.9%
  • 18歳〜24歳:9.1%
  • 25歳〜34歳:13.5%
  • 35歳〜44歳:13.7%
  • 45歳〜54歳:15.8%
  • 55歳〜64歳:14.1%
  • 65歳以上:14.2%

注:パーセントは四捨五入のため合計が100%にならない場合があります。

45歳以上の年齢層が全人口の44%以上を占めており、若年層向けのSNSマーケティングと同時に、中高年層へのアプローチも重要性を増しています。注目すべきは、35〜44歳の年齢層のSNS利用が前年比12%増と、全年齢層の中で最も急速に拡大している点です。購買力の高いこの層のデジタルシフトが進んでおり、「SNS=若者のもの」という認識はタイ市場では既に過去のものとなっています。

タイで人気のSNS利用率ランキング【2026年最新】

DataReportalが発行する「Digital 2026: Thailand」およびNapoleonCat(2025年12月データ)によると、タイにおける主要SNSの利用状況は以下の通りです。

プラットフォーム利用者数(2025年末〜2026年)人口比前年比の変化
Facebook約6,060万人86%4,910万→6,060万(大幅増)
LINE約5,600万人78.2%横ばい(据え置き)
Facebook Messenger約5,520万人78.3%大幅増
TikTok約4,440万〜5,660万人62〜79%急拡大(広告リーチベースで最大5,660万)
YouTube約4,760万人66.5%4,420万→4,760万(微増)
Instagram約2,200万人31.2%1,875万→2,200万(増加)
X(旧Twitter)推定約1,500万人約21%利用率低下継続(49.6%→45.9%)
LinkedIn約665万人9.4%微増

2022年時点ではTikTokがInstagramやX(旧Twitter)に利用率で劣っていましたが、2025〜2026年にはTikTokが利用率85.7%へと急拡大し、Facebook・LINEに次ぐ第3位に浮上しています。Xは逆に45.9%と利用率が低下傾向にあります。

LINEのユーザー数(5,600万人)が実際の人口に近い規模に達しているのは、複数アカウントやビジネスアカウントを含んでいる可能性があるためです。

SNS月間利用時間ランキング

利用率ランキングと並んで重要なのが「月間利用時間」です。利用率が高くても滞在時間が短ければ広告や投稿が流れやすく、逆に利用率が中程度でも滞在時間が長ければユーザーとの接点が深くなります。

プラットフォーム月間利用時間1日あたり平均
YouTube41時間28分/月約105分/日
TikTok38時間16分/月約100分/日
Facebook24時間2分/月約56分/日
LINE9時間52分/月
Instagram7時間39分/月約22分/日
Facebook Messenger7時間35分/月
X(旧Twitter)3時間4分/月

DataReportal 2026によると、タイ人は週あたり20時間45分をオンラインで過ごしています。

特筆すべきは、YouTubeとTikTokが利用時間でトップ2を占めている点です。Facebookは利用率1位(86%)でありながら月間利用時間は3位(24時間2分/月)。一方、YouTubeは月間41時間28分という圧倒的な滞在時間を誇ります。TikTokも38時間16分と僅差で2位につけており、動画コンテンツへの集中度合いが数値に明確に表れています。

LINEは利用率が78.2%でありながら月間利用時間は9時間52分と短め。これはLINEがメッセージング中心の「連絡ツール」として機能しているためで、コンテンツを長時間消費するプラットフォームとは性質が異なります。

マーケティング戦略上の含意として、認知拡大にはFacebook、エンゲージメント・視聴体験にはYouTube・TikTokを軸に設計することが合理的です。

年代別のSNS利用傾向

DataReportalの2025〜2026年データにおける年代別傾向は以下の通りです。

Facebook・YouTube・LINEは全世代(Z世代・ミレニアル世代・X世代・ベビーブーマー世代)で高い利用率を維持しており、世代を問わず幅広くリーチできるプラットフォームです。

InstagramとTikTokは若年層ほど利用率が高い傾向があります。Z世代(1997年〜2012年生まれ)ではTikTokの利用率・滞在時間ともに特に高く、購買意思決定にTikTokが直接影響を及ぼしています。

X(旧Twitter)は世代間の差が大きく、若年層での利用率は相対的に高いものの、全体では45.9%まで低下しており、プラットフォーム全体としての影響力は縮小傾向です。

ターゲット層に応じた最適プラットフォームの選定指針として:

  • Z世代向け:TikTok・Instagram・YouTube(ショート動画・ビジュアル中心)
  • ミレニアル世代向け:Facebook・YouTube・LINE・Instagram
  • X世代・ベビーブーマー向け:Facebook・LINE・YouTube

各SNSの詳細データ

Facebook

NapoleonCatの2025年12月データによると、タイにおけるFacebookのアクティブユーザー数は約6,060万人、人口比86%に相当します。

広告ユーザーの性別比率は女性52.7%・男性47.3%。最大の利用層は25〜34歳(約2,150万人)です。デバイス別では圧倒的にスマートフォン経由が多く、クリエイティブはスマホ最適化が必須です。

Facebookはタイにおいて単なるSNSにとどまらず、ニュース取得・ビジネス宣伝・コミュニティ・ライブコマースの場として機能しています。特にFacebookライブ(ライブコマース)はタイの中小規模事業者を中心に広く浸透しており、リアルタイムでの購買促進に有効です。

YouTube

タイにおけるYouTubeのユーザー数は約4,760万人、人口比66.5%。月間利用時間が41時間28分とすべてのSNSの中で最長であり、タイ人の「動画視聴文化」の中心に位置しています。

広告ユーザーの性別は女性52.2%・男性47.8%と若干女性が多い傾向です。DataReportal 2026によると、タイ人の35.6%が「購入前に必ずレビューを読む・見る」と回答しており、YouTubeでの商品レビュー動画が購買意思決定に大きな影響を与えています。

広告費は日本の約1/3の価格で出稿可能であり、費用対効果の高いプラットフォームです。

TikTok

タイにおけるTikTokのユーザー数(アカウント数)は約4,440万〜5,660万人(データソースにより幅あり)。広告リーチではトップクラスの規模を誇ります。

利用率は2020年の36%から2025年には85.7%へと急拡大。月間利用時間は38時間16分と2位につけており、1日あたりの平均利用時間も約100分に達します。利用者の45%が25〜40歳に拡大しており、かつての「若者向け」プラットフォームから全世代プラットフォームへと変化しています。

購買行動への影響も顕著です。タイ国内のデータでは、ユーザーの67%がTikTokを見て購買決定意思に至るという調査結果があります。TikTok Shop(ライブコマース・動画内ショッピング機能)の普及により、この傾向はさらに加速しています。

広告ユーザーの性別比率は女性60.6%・男性39.4%と女性比率が高いことも特徴です。

Instagram

NapoleonCatの2025年12月データによると、タイにおけるInstagramのユーザー数は約2,200万人、人口比31.2%。利用率は63.7%(2025年)と若干低下傾向です。

女性比率が58.7%と高く、最大利用層は25〜34歳(約990万人)です。

注目すべきは利用率(63.7%)と広告リーチ(31.2%)の大きな乖離です。この差は、Instagramが利用率こそ高いものの、広告を見る状態でアクティブに利用しているユーザーが限定的であることを示唆しています。ビジュアル重視のプラットフォームとして、美容・ファッション・ライフスタイル分野での20〜30代女性向けマーケティングに強みがあります。

LINE

LINE公式発表によると、タイのLINEユーザー数は約5,600万人(人口比78.2%)。タイでインターネット環境を持つ人々のほとんどがLINEを日常的に使用しています。LINE公式アカウント(LINE OA)はタイ国内で700万アカウント超が登録されており、飲食・医療・金融・政府機関など業種を問わず活用されています。

LINEはメッセージング・通話機能のほか、LINE公式アカウント(クーポン配信・CRM)・LINE Pay(決済機能)・LINE TODAY(ニュース)・VOOM(ショート動画)など多様な機能を持つ生活インフラとなっています。2025年にはLINE PREMIUM、LINE GIFT、LINE HEALTHなどの新サービスも展開されています。

ビジネス活用においては、公式アカウントを通じた顧客コミュニケーション・リピーター育成が特に有効です。

▶ LINEの詳細データは「タイにおけるLINEの普及率【2025年最新】」(/lineuser-th-2022/)で詳しく解説しています。

X(旧Twitter)

タイにおけるX(旧Twitter)のユーザー数は推定約1,500万人、人口比約21%。利用率は49.6%(2024年)→45.9%(2025年)と低下が続いています。リアルタイム情報・政治・ニュース・エンタメ系トレンドの拡散には有効なプラットフォームですが、全体的な影響力は縮小傾向にあり、単独でのマーケティング主軸としては難しくなっています。

タイ人のSNS利用時間

タイ人の1日あたりのSNS平均使用時間は約2時間35分。日本人の約51分と比較すると約3倍以上にのぼります。1日あたりのインターネット利用時間は7時間54分と、日本(約3時間45分)の約2倍です。

この圧倒的な利用時間の長さは、タイがデジタル広告・SNSマーケティングにおいて費用対効果の高い市場であることを裏付けています。SNS利用時間は増加傾向が続いており、コロナ禍以降に定着したデジタル消費習慣が維持されていることがわかります。

タイのスマートフォンOS事情

日本ではiOSが70%弱と高いシェアを持っていますが、タイではAndroid約72%・iOS約27%と逆転しています。

この背景には、iPhoneがタイの一般所得層にとってはまだ価格が高いことが挙げられます。AndroidにはHuawei・Oppo・Xiaomi・VIVOなど3万円以下で購入できる中華ブランドのスマートフォンが多く流通しているため、Android端末が広く普及しています。ただし感覚値として、バンコクの都市部で働くタイ人ビジネスパーソンはiPhoneを所持しているケースが増えてきています。

広告クリエイティブ制作においては、Android・スマートフォン基準での最適化を前提とした設計が合理的です。

タイ人がよく利用するウェブサイト

SNSのほかに、タイ人インターネットユーザーが日常的に利用するウェブサイトは以下の通りです(DataReportal・Similarwebのデータを参照)。

  1. Google.com(検索エンジン)
  2. YouTube.com(SNS・動画)
  3. Facebook.com(SNS)
  4. Pantip.com(口コミ掲示板)
  5. Google.co.th(検索エンジン)
  6. Shopee.co.th(ECサイト)
  7. Sanook.com(ポータルサイト)
  8. Lazada.co.th(ECサイト)
  9. Thairath.co.th(ニュースサイト)
  10. Wikipedia.org(ウィキペディア)

特に注目すべきは4位のPantip(パンティップ)です。タイ独自の口コミ・レビュー掲示板であり、タイ人消費者が商品・サービスの評判を調べたいときに最初に参照するプラットフォームの一つです。競合他社の多くがこの点を見落としがちですが、タイにおける口コミマーケティングを検討する際にはPantipへの対策(良質な口コミ形成・Q&Aへの回答)が重要な施策となります。

またECサイトとしてShopee・Lazadaの2強体制が確立しており、SNSからECへの購買導線設計においてもこの2プラットフォームを中心に考える必要があります。

日本との比較

タイ市場でのマーケティングを検討する日本企業にとって、日本との違いを把握することが戦略設計の出発点となります。

比較項目タイ日本
1日のSNS利用時間約2時間35分約51分
1日のインターネット利用時間7時間54分約3時間45分
人気SNS順位(上位3位)Facebook・LINE・TikTokLINE・YouTube・X
SNSで商品・ブランド情報を調べる割合70.2%51.0%
情報収集の主要手段SNS中心ウェブ検索中心
ソーシャルコマース市場規模約52億米ドル(2025年)参考:約2兆円(2024年)
平均利用SNSプラットフォーム数7.3個/人約3.5個/人

特に重要なのが「SNSで商品・ブランド情報を調べる割合」です。タイは70.2%に対し日本は51.0%。タイ消費者はSNSを単なるコミュニケーションツールとしてではなく、情報収集・購買意思決定ツールとして活用している割合が圧倒的に高いことを意味します。これがタイ市場でSNSマーケティングが高い効果を発揮する根本的な理由です。

2026年のタイSNSトレンド

ソーシャルコマースの急拡大

タイのソーシャルコマース市場は2025年に約52億米ドル(約7,800億円)に達し、前年比+18.6%の成長を続けています。TikTok Shopがソーシャルコマースのプラットフォームとして最も利用されており、タイ人の69%がSNS上で定期的に買い物をすると回答。女性の72%、男性の61%が年間6回以上SNS上で購入を実施しています。PromptPayやe-walletなどのデジタル決済が普及し、購買のハードルが低下していることも市場拡大の要因です。

ショップテインメント(Shoppertainment)の台頭

Accentureが提唱した「ショップテインメント(Shoppertainment)」=ショッピング×エンターテイメントの概念が、タイ市場において急速に浸透しています。TikTok ShopやFacebookライブコマースを通じて、楽しみながら購買する文化が確立されつつあります。タイ人消費者の「楽しみながら買う」という文化的嗜好がこのトレンドを後押ししています。

AI活用マーケティングの加速

タイのマーケティング業界では、生成AIの活用が急速に普及しています。AIチャットボットによるカスタマーサポート、バーチャルショッピングアシスタント、AIによるコンテンツ生成・パーソナライズドメッセージングが、大企業だけでなく中小企業にも広がっています。特にリテール分野でのAIチャットボットとバーチャルショッピングアシスタントの導入が顕著です。

ショート動画マーケティングの主流化

YouTube ShortsとTikTokの普及により、縦型ショート動画は今やタイのデジタルマーケティングにおける必須フォーマットとなっています。月間利用時間でYouTube(41時間28分)・TikTok(38時間16分)が圧倒的な1・2位を占めていることからも、動画コンテンツへの投資が最も費用対効果が高い施策の一つといえます。

消費者の信頼性重視への行動変化

タイ消費者の間では、インフルエンサーの真実性・レビューの信憑性を重視する傾向が強まっています。フォロワー数が多いマクロインフルエンサーよりも、専門性・共感性の高いマイクロインフルエンサーやリアルな口コミが購買決定に影響を与えるケースが増えています。PantipやTikTokのUGC(ユーザー生成コンテンツ)がこの文脈で重要性を増しています。

タイ向けSNSマーケティング戦略のポイント

上記のデータを踏まえた、タイ人向けSNSマーケティングの実践的な戦略ポイントをまとめます。

1. Facebookを起点としたリーチ最大化

ユーザー約6,060万人・人口比86%のFacebookは、タイ全世代への認知拡大において依然として最も確実なプラットフォームです。特にライブコマース・グループ活用・Meta広告(Facebook+Instagram統合配信)の組み合わせが効果的です。

2. LINEによる顧客コミュニケーションとCRM

LINE公式アカウントを活用したクーポン配信・プッシュ通知・チャットサポートは、顧客のリピーター化・LTV向上に有効です。LINE Pay連携による決済機能の活用も検討価値があります。

3. TikTok・YouTubeの動画コンテンツで滞在時間を確保

利用時間トップ2のYouTube・TikTokは、ブランドとの接触時間を最大化できるプラットフォームです。縦型ショート動画・ライブ配信・TikTok Shopを組み合わせたショップテインメント戦略が特に有効です。

4. インフルエンサーマーケティングの活用

タイ消費者はインフルエンサーの推薦を信頼する傾向が強く、KOL(Key Opinion Leader)・マイクロインフルエンサーを活用したコンテンツ拡散は高いエンゲージメントを生みます。美容・ファッション・グルメ・旅行分野での実績が豊富です。

5. 口コミ・レビュー文化への対応(Pantipの活用)

タイ消費者はPantipでの口コミ・レビューを商品選択の重要な判断材料とします。自社サービス・商品に関するPantip上でのQ&A対応や、良質な口コミの自然な形成を意識した施策が有効です。

6. SNS→EC購買導線の設計

Shopee・Lazadaの2強が支配するタイEC市場と連動したSNSマーケティングが重要です。SNS広告からShopee/Lazada商品ページへの直接誘導、またはTikTok Shopを活用した一気通貫の購買体験設計が求められます。

タイでSNSマーケティングを行う際の注意点

お酒・アルコール関連のSNS規制

タイではSNS上での酒類の宣伝・販売促進が法律で禁止されています。違反した場合、罰金や懲役刑の対象となるため、飲食業界の方は特に注意が必要です。

▶ 詳しくは「タイでお酒やアルコール飲料をSNSにアップするのは違法」(/3402-2/)をご覧ください。

不敬罪(レーゼ・マジェステ)

タイでは王室に対する批判的な投稿は刑法で厳しく罰せられます。SNS上でのシェアやコメントも対象となるため、企業アカウントの運用においても注意が必要です。

言語対応

タイ人の多くはタイ語でSNSを利用しています。日本語や英語のみでの発信ではリーチが限定的です。タイ語でのコンテンツ制作が効果を最大化する鍵となります。

まとめ

タイ人のインバウンドやタイ国内での集客に取り組まれている皆様がこの記事をご覧になられているかと思います。データで見ても明らかなように、タイはSNS利用時間が日本の約3倍、SNSで商品情報を調べる割合が70.2%に達する「SNSドリブンな消費社会」です。

Facebook(6,060万人)やLINE(5,600万人)によるリーチ獲得、YouTube・TikTokによる動画接触時間の確保、TikTok Shopやライブコマースによる購買直結施策、Pantipを活用した口コミ形成、ソーシャルコマース市場52億米ドルへの参入など、日本とは異なる消費者行動・文化・習慣を踏まえた戦略設計が不可欠です。

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弊社DAYZERO BANGKOKは、タイ・バンコクを拠点にSNS運用代行・インフルエンサー施策・動画制作を提供しています。

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よくある質問

Q. タイで最も使われているSNSは何ですか?

A. 2026年時点では利用者数ベースでFacebook(約6,060万人)が最多、次いでLINE(約5,600万人)、YouTube(約4,760万人)です。広告リーチではTikTokがトップクラスです。

Q. タイ人は1日にどのくらいSNSを使いますか?

A. 約2時間35分です。日本人の約51分と比較すると約3倍の利用時間があります。

Q. TikTokはタイでどのくらい人気ですか?

A. 約4,440万〜5,660万人が利用。ソーシャルコマースの分野で急成長中で、市場規模は2025年に約52億米ドルです。

Q. タイでSNSマーケティングをする際の注意点は?

A. 酒類のSNS上での宣伝が法律で禁止されている点、王室に関する投稿が不敬罪に問われる可能性がある点、タイ語コンテンツが重要な点の3つです。

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