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訪日タイ人向けSNS発信ガイド|Facebook・Instagram・TikTokの使い分け

訪日タイ人向けSNS発信ガイド|Facebook・Instagram・TikTokの使い分け






訪日タイ人向けSNS発信で重要な考え方

訪日タイ人向けSNS発信から予約・問い合わせまでの流れ

訪日タイ人向けのSNS発信では、単に日本の写真や観光情報を投稿するだけでは成果につながりません。タイ人旅行者は、SNSで日本旅行のきっかけを見つけ、保存し、友人や家族と共有し、Google Maps、旅行メディア、Pantip、Facebookグループ、OTA、公式サイトなどで追加確認を行います。

つまりSNSは、予約や来店のゴールではなく、「発見」「保存」「比較」「不安解消」「予約導線」へつなげる入口として設計する必要があります。投稿を見た後に、タイ語または英語の情報、Google Maps、予約ページ、LINE、問い合わせフォームへ自然に進める状態を作っておくことが重要です。

本記事では、訪日タイ人向けにFacebook、Instagram、TikTok、YouTube、LINEをどう使うか、どんな投稿テーマが有効か、旅マエ・旅ナカ・旅アトで何を発信すべきかを解説します。タイ市場全般のSNS運用は「タイでSNS運用を成功させる方法」、訪日タイ人集客の全体像は「訪日タイ人集客の完全ガイド」をご覧ください。

この記事でわかること:訪日タイ人向けSNSの媒体別ユーザー層、Facebook・Instagram・TikTok・YouTube・LINEの使い方、投稿テーマ、旅マエ・旅ナカ・旅アトの発信内容、UGC・KOL投稿との組み合わせ、予約導線につなげる方法を確認できます。


タイのSNS利用データと訪日プロモーションへの影響

タイのSNS利用データと訪日プロモーションで使う主要媒体

タイは、訪日プロモーションを考えるうえでSNSの重要度が非常に高い市場です。DataReportalのDigital 2026 Thailandでは、2025年末時点のタイのインターネット利用者は6,780万人、インターネット普及率は94.7%、SNSユーザーIDは5,660万で人口の79.1%に相当するとされています。基礎データは、DataReportal「Digital 2026: Thailand」で確認できます。

この数字は、タイ人向けの訪日情報がオンラインで見られることを前提にしてよい市場であることを示しています。ただし、SNSユーザー数は「旅行を検討している人数」ではありません。SNS上で認知を作った後、旅行者が比較・保存・予約できる導線を用意しなければ、投稿の反応だけで終わってしまいます。

指標 2026年時点の主なデータ 訪日PRでの見方
インターネット利用者 約6,780万人、普及率94.7% 旅マエの情報接触はオンライン前提で考える
SNSユーザーID 約5,660万、人口比79.1% 認知・保存・比較の入口としてSNSが重要
LINE 月間アクティブユーザー約5,600万人 問い合わせ、予約、CRM、リピート接点として使いやすい
YouTube 広告リーチ約4,720万人 長尺Vlog、行程理解、疑似体験に向く
Facebook 広告リーチが人口比71.9%、成人の87.9%に到達 家族層、大人層、リンク導線、イベント告知に強い
Instagram 広告リーチ約2,060万人 写真映え、ホテル、カフェ、季節景観、保存に向く
TikTok 18歳以上の広告リーチ約5,660万人 発見、短尺動画、食・買い物・体験の拡散に強い

SNSの利用者数や広告リーチは、実際の旅行検討者数ではありません。また、各プラットフォームの広告リーチは月間アクティブユーザー数と同じ意味ではない場合があります。記事内では、媒体選定の目安として扱います。


企業・自治体は「何を投稿するか」ではなく「何を解決するか」から考える

企業・自治体がSNSで解決すべき認知・保存・予約・不安解消・UGC

訪日タイ人向けSNS発信では、「TikTokで伸びるテーマ」「Instagramで映える写真」から考えると、発信がクリエイター目線に寄りすぎます。企業・自治体・観光施設・ホテル・飲食店が考えるべきなのは、投稿で何を解決するかです。

たとえば飲食店なら、料理をきれいに見せるだけでなく、場所、営業時間、予約可否、支払い方法、人気メニュー、混雑時間を伝える必要があります。観光施設なら、行き方、所要時間、チケット、雨天時、子ども対応、周辺スポットまで伝えた方が、旅行者の行動につながりやすくなります。

企業側の目的 投稿で伝えるべき内容 向いている媒体
認知を広げたい 一目で魅力が伝わる写真・短尺動画、季節感、施設の特徴 TikTok、Instagram、Facebook
保存・比較してもらいたい 行き方、料金、営業時間、モデルコース、周辺情報 Facebook、Instagram、YouTube
予約・来店につなげたい 予約リンク、Google Maps、LINE、クーポン、空き状況、問い合わせ先 Facebook、LINE、Instagram
不安を解消したい 交通、言語、支払い、子連れ、服装、持ち物、雨天時対応 Facebook、YouTube、LINE
UGCや口コミを増やしたい 撮影スポット、ハッシュタグ、投稿キャンペーン、レビュー依頼 Instagram、TikTok、Facebook

つまり、媒体別に何を投稿するかよりも、まず「旅行者のどの不安を減らすのか」「どの行動につなげるのか」を決めることが重要です。そのうえで、同じ素材をFacebook、Instagram、TikTok、YouTubeへ展開し、媒体ごとに見せ方だけ調整します。

Facebook・Instagram・TikTok・YouTubeの使い分け

Facebook Instagram TikTok YouTube LINEの使い分け

実務では、1回の撮影素材を複数のSNSで使うのが基本です。自治体、観光施設、ホテル、飲食店が、毎回すべての媒体専用に別々の企画・撮影・編集を行うのは現実的ではありません。

大事なのは、同じ素材を使うとしても、媒体ごとに「誰が見やすいか」「どの情報を補足すべきか」を変えることです。Facebookは説明やリンク導線を置きやすく、Instagramは写真や保存向きの見せ方に向き、TikTokは短い動画で最初の興味を作りやすい。YouTubeは、行程やホテル、交通の不安を詳しく伝えるときに向いています。

媒体 企業側の使い方 投稿で補足すべき情報 向いている業種・場面
Facebook 詳しい説明、リンク、イベント、キャンペーンの告知に使う 料金、日程、予約方法、アクセス、問い合わせ先 自治体、旅行フェア、ホテル、観光施設、家族向け施策
Instagram 写真や短い動画で、保存したくなる見せ方にする 場所、時期、撮影ポイント、周辺スポット、予約導線 ホテル、カフェ、飲食店、桜・紅葉・雪、買い物施設
TikTok 短い動画で、施設や体験の魅力を最初に知ってもらう 施設名、場所、行き方、価格帯、コメント欄での補足 飲食店、体験施設、商業施設、観光スポット、イベント
YouTube 行程、宿泊、交通、体験内容を長めに説明する モデルコース、所要時間、ホテル、交通、費用、不安解消 自治体、広域周遊、ホテル、ファムトリップ、地方PR
LINE 問い合わせ、予約、クーポン、再訪促進に使う 予約リンク、キャンペーン、来店前案内、個別問い合わせ 飲食店、商業施設、ホテル、リピーター施策

たとえば雪景色の動画を使う場合、TikTokでは数秒で「行ってみたい」と思わせ、Instagramでは写真やリールにして場所・時期・見どころを保存しやすくし、Facebookでは家族旅行向けに行き方、服装、料金、予約リンクを補足します。素材は同じでも、キャプション、尺、1枚目、リンク導線を変えるだけで、企業側の目的に合わせた発信になります。

実務上の考え方
SNSごとに完全に別コンテンツを作る必要はありません。1回の撮影で、縦動画、横動画、写真、短いコメント、行き方説明、FAQをまとめて用意し、各媒体に合わせて見せ方を調整する方が現実的です。

リソース別:まずどのSNSを優先するか

自治体 ホテル 飲食店 観光施設 商業施設別のSNS優先順位

すべての企業が、最初からFacebook、Instagram、TikTok、YouTube、LINEを完璧に運用する必要はありません。限られた人員・予算で始める場合は、業種と目的に合わせて優先媒体を決める方が現実的です。

状況 優先したい媒体 理由 最低限やること
自治体・DMO Facebook、Instagram、YouTube、旅行メディア 地域の背景、モデルコース、交通情報を説明する必要がある 季節別LP、モデルコース、交通情報、写真素材を整える
ホテル・旅館 Instagram、Facebook、YouTube 部屋・朝食・周辺観光は写真と詳細説明の両方が必要 予約リンク、部屋タイプ、最寄り駅、周辺スポットを明記する
飲食店 TikTok、Instagram、Google Maps、LINE 料理の見た目、場所、営業時間、予約可否が来店判断に直結する 店名・地図・営業時間・人気メニュー・予約方法を固定する
観光施設・体験事業者 TikTok、Instagram、Facebook 体験の流れや写真スポットを短く見せると伝わりやすい 料金、所要時間、チケット、雨天対応、子ども対応を補足する
商業施設・小売 TikTok、Instagram、Facebook、LINE 買い物・限定商品・免税・クーポンは保存と来店導線が重要 フロア情報、免税、クーポン、支払い方法、営業時間を整える
まず小さく始めたい企業 Instagram、Facebook、Google Maps 写真素材を活用しやすく、詳細情報と地図導線を作りやすい 月数本の投稿でも、プロフィール・リンク・地図を整備する

特に店舗や施設の場合、SNS投稿だけを増やすより、Google Maps、営業時間、写真、予約リンク、LINE問い合わせを整える方が成果に近いこともあります。SNSは入口であり、最後は地図・予約・問い合わせ導線で受け止める設計が必要です。

1つの素材を各SNSでどう使い回すか

1つの撮影素材を複数SNSで活用する流れ

現場で使いやすいのは、1回の撮影で複数の使い道を作る方法です。たとえばホテル、飲食店、観光施設であれば、同じ撮影素材から、TikTok用の短尺動画、Instagram用の写真・リール、Facebook用の詳しい説明投稿、YouTube用の長尺動画、LINE用のクーポン告知を作れます。

素材例 TikTok Instagram Facebook YouTube / LINE
桜スポット 数秒で景色を見せる縦動画 写真・リール・保存用の見頃情報 行き方、混雑、周辺スポット、LPリンク YouTubeでモデルコース、LINEで見頃更新
ホテル滞在 部屋・朝食・景色を短く見せる 部屋写真、朝食、周辺カフェをカルーセル化 部屋タイプ、料金帯、最寄り駅、予約リンク YouTubeで宿泊レビュー、LINEで予約案内
飲食店 料理が出てくる瞬間や食べ方を見せる 人気メニュー、店内、外観、地図情報 営業時間、予約可否、支払い方法、団体対応 LINEでクーポン、Google Mapsで来店導線
体験施設 受付から体験までを短く見せる 写真スポットと所要時間を保存用に整理 料金、チケット、雨天対応、子ども対応 YouTubeで体験全体、LINEで問い合わせ対応

このように考えると、媒体別にゼロから企画を作る必要はありません。撮影時点で「縦動画」「横動画」「写真」「行き方説明」「FAQ」「予約導線」をまとめて用意し、媒体ごとに見せ方を調整するのが効率的です。


Facebook:家族層・比較検討層・リンク導線に強い

タイではFacebookが今も大きなリーチを持っています。DataReportalの2026年データでは、Facebookの広告リーチはタイ人口の71.9%に相当し、成人の87.9%に到達するとされています。訪日プロモーションでは、詳しい説明、リンク付き投稿、イベント告知、キャンペーン、家族旅行向け情報を出しやすい媒体です。

訪日タイ人向けでは、以下のような投稿が向いています。

  • ソンクラーン・年末年始・学校休暇向けの旅行情報
  • 家族旅行、子連れ旅行、親子旅行向けのモデルコース
  • 桜・雪・紅葉など季節旅行の詳細記事
  • 旅行フェア、オンラインQ&A、キャンペーン告知
  • ホテル・観光施設・自治体のタイ語LPへのリンク投稿
  • Google Maps、予約ページ、問い合わせフォームへの誘導

Facebookは、若年層に最初のバズを作る媒体というより、旅行を比較検討する大人層や家族層に詳細を届ける媒体として見ると使いやすくなります。FacebookグループやPantipのような口コミ・相談系の場とも相性がありますが、Facebookグループ活用の深掘りは別記事で扱います。Pantipについては「Pantipとは?タイ人の口コミ掲示板を訪日旅行PRに活用する完全ガイド」をご覧ください。


Instagram:写真映え・保存・ホテル・カフェ訴求に強い

Instagramは、視覚的な魅力を伝える媒体です。DataReportalの2026年データでは、Instagramの広告リーチはタイで約2,060万人とされています。FacebookやTikTokに比べるとリーチ規模は小さく見えますが、ホテル、カフェ、桜、紅葉、雪景色、買い物、写真スポットの訴求では重要です。FacebookやTikTokと同じ素材を使っても、1枚目の見せ方、カルーセル、リール、保存される情報に調整すると使いやすくなります。

Instagramで意識すべきなのは、「きれいな写真を投稿する」だけではありません。旅行者が保存し、後で見返し、友人や家族と共有できる情報にする必要があります。

投稿テーマ 内容 ポイント
季節景観 桜、紅葉、雪、イルミネーション 撮影時期、場所、行き方、混雑回避をセットにする
ホテル・旅館 部屋、朝食、景色、周辺観光 価格帯、最寄り駅、予約方法を明記する
カフェ・グルメ スイーツ、ラーメン、寿司、地方グルメ Google Mapsと営業時間を整える
買い物 アウトレット、ドラッグストア、限定商品 免税、支払い方法、売り場情報を補足する
写真スポット 富士山、レトロな街並み、駅、神社仏閣 撮影マナー、行き方、安全導線を入れる

Instagramは、世界観を作る媒体として強い一方、予約や問い合わせへの直接導線は弱くなりやすいです。プロフィールリンク、ストーリーズ、ハイライト、地図、予約ページ、LINE導線を整えておく必要があります。


TikTok:短尺動画で施設・体験・商品を知ってもらう

TikTokは、訪日旅行の「発見」を作りやすい媒体です。DataReportalの2026年データでは、TikTokの18歳以上向け広告リーチはタイで約5,660万人とされ、成人層へのリーチ規模が非常に大きくなっています。

企業側がTikTokを使う場合、クリエイターのように毎回バズを狙う必要はありません。大切なのは、施設や地域の魅力を短い時間で理解してもらうことです。飲食店なら料理が出てくる瞬間、観光施設なら体験の流れ、ホテルなら部屋・朝食・周辺の見え方、自治体なら「ここで何ができるのか」を数秒で見せます。

事業者 TikTokで見せやすい内容 必ず補足したい情報
飲食店 人気メニュー、調理シーン、食べ方、店内の雰囲気 店名、場所、営業時間、予約可否、価格帯
観光施設 入場から体験までの流れ、写真スポット、所要時間 チケット、アクセス、雨天対応、子ども対応
ホテル・旅館 部屋、朝食、景色、周辺散策、チェックイン動線 最寄り駅、予約方法、部屋タイプ、周辺観光
自治体・DMO 季節景観、モデルコース、ローカル体験、交通の分かりやすさ 行き方、所要時間、周遊ルート、公式LP
商業施設 買い物ルート、限定商品、免税、フードコート、休憩場所 営業時間、支払い方法、免税カウンター、アクセス

TikTokでは、再生数だけを追いすぎると、企業側の成果とずれることがあります。投稿を見た人が施設名を検索できるか、Google Mapsで見つけられるか、コメント欄で行き方を確認できるか、プロフィールから詳細ページへ進めるかを整えておくことが重要です。

SNSで話題化する訪日コンテンツの考え方は「タイ現地から見た訪日タイ人トレンド」でも解説しています。


YouTube:旅行前の不安を減らし、行程理解を深める

YouTubeは、旅行前の疑似体験に向いています。DataReportalの2026年データでは、YouTubeの広告リーチはタイで約4,720万人です。TikTokやInstagramが最初の発見や保存に向いている一方、YouTubeはホテル、行程、交通、食事、費用、地方旅行の理解を深める役割があります。

企業側がYouTubeを使う場合、自社チャンネルだけで完結させる必要はありません。KOL招請、ファムトリップ、旅行メディア、自治体のモデルコース動画などと組み合わせて、短尺では伝えにくい情報を整理する使い方が現実的です。

目的 YouTubeで伝える内容 向いている施策
地方旅行の理解 空港・駅からの移動、周遊ルート、所要時間 自治体・DMOのモデルコース動画
ホテル検討 部屋、朝食、周辺、駅からの行き方、子連れ対応 ホテルレビュー、KOL宿泊動画
体験予約 受付、体験内容、服装、所要時間、料金 観光施設・体験事業者の紹介動画
不安解消 鉄道、バス、雪道、言語、支払い、予約方法 FAQ型動画、Q&Aライブのアーカイブ
ファムトリップ素材活用 旅程全体、現地体験、KOLの感想 KOL招請・メディア招請後の長尺動画

YouTubeは制作に時間とコストがかかりますが、短尺動画では伝えきれない情報を伝えられます。KOL招請やファムトリップと組み合わせる場合は、TikTok・Instagram向けの短尺動画と、YouTube向けの長尺動画を同じ撮影から切り出すと、素材を効率よく使えます。ファムトリップの進め方は「タイ人KOL招請・ファムトリップの進め方」をご覧ください。


LINE:問い合わせ・予約・リピート接点として使う

LINEは、訪日旅行の新規認知を広げる媒体というより、問い合わせ、予約、クーポン、再訪、CRMの接点として使いやすい媒体です。DataReportalの2026年データでは、LINEはタイで月間アクティブユーザー約5,600万人とされています。

訪日タイ人向けには、LINEを以下のように使えます。

  • タイ語での問い合わせ窓口
  • 予約フォームやクーポン配布
  • 来店前の注意事項・アクセス案内
  • 旅行フェア後のフォロー
  • KOL投稿を見たユーザーの問い合わせ先
  • 再訪・季節キャンペーンの案内

ただし、LINEだけで新規の旅行者を獲得するのは難しいため、SNS広告、KOL投稿、旅行メディア、タイ語LPと組み合わせて使うのが現実的です。


訪日タイ人向けSNSで企業が発信すべき情報

訪日タイ人向けSNSでは、「何が伸びるか」だけで投稿テーマを決めると、企業側の目的から外れやすくなります。飲食店、観光施設、ホテル、自治体、商業施設では、それぞれ旅行者に伝えるべき情報が違います。

事業者 発信すべき内容 使いやすい媒体 成果につなげる導線
自治体・DMO 季節、モデルコース、交通、写真スポット、地域の行く理由 Facebook、YouTube、Instagram、TikTok タイ語LP、旅行メディア、KOL投稿、旅行会社資料
ホテル・旅館 部屋、朝食、景色、周辺観光、駅からの行き方、子連れ対応 Instagram、Facebook、YouTube 予約ページ、Google Maps、LINE、キャンペーン
飲食店 人気メニュー、価格帯、予約可否、場所、支払い方法、混雑時間 TikTok、Instagram、Facebook Google Maps、予約フォーム、LINE、店頭クーポン
観光施設・体験事業者 体験の流れ、チケット、所要時間、雨天対応、写真スポット TikTok、Instagram、YouTube、Facebook チケット購入、予約ページ、アクセス案内
商業施設・小売 買い物ルート、限定商品、免税、フード、休憩、支払い方法 TikTok、Instagram、Facebook、LINE Google Maps、クーポン、免税カウンター、店内導線

投稿テーマは、SNSで見た瞬間に魅力が伝わるものと、予約前に必要な情報を分けて考えると作りやすくなります。写真や短尺動画で興味を作り、キャプション、コメント欄、プロフィールリンク、タイ語LP、Google Mapsで詳細を補足します。


旅マエ・旅ナカ・旅アトで投稿内容を変える

同じ訪日タイ人向けSNSでも、旅行前、旅行中、旅行後で見る情報は変わります。投稿設計もフェーズごとに分ける必要があります。

フェーズ 投稿目的 投稿内容 導線
旅マエ 発見・保存・比較 季節、モデルコース、費用、行き方、ホテル、KOL投稿 タイ語LP、旅行メディア、予約ページ、LINE
旅ナカ 現地行動・来店 Google Maps、営業時間、近くのスポット、クーポン、当日予約 Google Maps、LINE、店頭、予約フォーム
旅アト UGC・口コミ・再訪 写真投稿、レビュー、ハッシュタグ、次の季節提案 SNSハッシュタグ、口コミ、次回キャンペーン

たとえば桜旅行を狙う場合、旅マエでは「どこで桜を見るか」「何月に行くか」「ホテルはどこが便利か」を発信し、旅ナカでは「今日見られる場所」「近くのカフェ」「Google Maps」を案内し、旅アトでは写真投稿やレビューを促します。

タイ人の予約行動や情報収集の流れは、別記事「訪日タイ人の情報収集・予約行動の全体像」で詳しく扱います。


UGC・KOL投稿・公式SNSをどう組み合わせるか

訪日タイ人向けSNSでは、公式アカウントだけで投稿し続けても限界があります。KOL投稿、旅行者のUGC、旅行メディア、PantipやFacebookグループの口コミと組み合わせることで、信頼性と拡散力を補えます。

種類 役割 使い方
公式SNS 正確な情報、最新情報、導線整理 アクセス、営業時間、予約、季節情報、FAQを発信
KOL投稿 体験理解、拡散、保存 実際に行った・泊まった・食べた体験を見せる
UGC 口コミ、信頼、再訪 旅行者写真、レビュー、ハッシュタグ投稿を活用
旅行メディア 検索、比較検討、長期露出 モデルコース、特集記事、エリア紹介を作る
Pantip・Facebookグループ 相談、不安解消、本音 よくある不安や質問を拾い、FAQや投稿テーマに反映

KOL候補の一覧は「タイで人気のインフルエンサーまとめ」、KOL招請やファムトリップは「タイ人KOL招請・ファムトリップの進め方」、タイ人向け日本観光メディアは「タイ人向け日本観光メディア完全ガイド」をご覧ください。


SNS運用で見るべき指標と改善ポイント

SNS運用では、フォロワー数やいいね数だけで判断しないことが重要です。訪日プロモーションでは、保存、シェア、コメント、LP流入、Google Maps表示、予約・問い合わせへの影響を見ます。

指標 見る理由 改善に使うポイント
保存数 旅行検討に近い反応 行き方、料金、モデルコースを増やす
シェア数 友人・家族との旅行相談に使われる 家族旅行、カップル、グループ向けに分ける
コメント内容 不安・質問・興味が見える FAQ、投稿テーマ、LP改善に反映する
プロフィール遷移 詳細確認の意欲が見える リンク先、ハイライト、問い合わせ導線を改善
LP流入 予約・問い合わせへの接続を見る UTM、キャンペーンURL、フォームを設定する
Google Maps反応 旅ナカの来店行動に近い 施設名、地図、営業時間、写真を整備する

投稿後は、数字を見るだけでなく、どの投稿が保存され、どの投稿に質問が来たかを確認します。タイ人旅行者が不安に感じる内容が見えたら、次の投稿やLPに反映します。


訪日タイ人向けSNS発信でやってはいけないこと

  • 日本語投稿をそのままタイ語に翻訳するだけで終わらせる
  • 写真だけで、行き方・料金・予約方法を入れない
  • 写真や動画だけを投稿して、行き方・料金・予約方法・Google Mapsを補足しない
  • 投稿後のリンク先が日本語ページだけになっている
  • Google Mapsの施設名・営業時間・写真が古い
  • 広告感の強い投稿ばかりにする
  • タイ人のコメントや質問に返信しない
  • バズ狙いだけで安全・撮影マナー・混雑対策を考えない

特に、SNSで話題化した場所は、混雑や撮影マナーの問題が起きることがあります。写真映えする場所をPRする場合は、撮影可能な場所、危険な行為の禁止、多言語ルール、代替スポットも合わせて設計する必要があります。


有料広告を使う場合は別設計にする

本記事では、オーガニックSNS発信を中心に解説しています。有料広告を使う場合は、ターゲティング、配信時期、クリエイティブ、予算、LP、計測、リターゲティングを別で設計する必要があります。

たとえば、ソンクラーンや年末年始の訪日旅行を狙う場合、広告は旅行直前ではなく、航空券・ホテル・体験予約が動き始める数ヶ月前から配信する必要があります。詳しい広告設計は「訪日タイ人向けデジタル広告ガイド」で扱います。


訪日タイ人向けSNS発信を相談したい方へ

訪日タイ人向けSNS発信では、投稿テーマ、媒体ごとのユーザー層、旅マエ・旅ナカ・旅アトの導線、KOL・UGC・旅行メディアとの組み合わせ、Google Maps・タイ語LP・予約導線まで考える必要があります。単に投稿数を増やすだけでは、予約や問い合わせにつながりません。

DAYZERO BANGKOKでは、タイ人旅行者の情報収集行動を踏まえたSNS発信、タイ語コンテンツ制作、KOL施策、旅行メディア活用、広告配信、タイ語LP改善まで日本語でサポートします。自治体、観光施設、ホテル、飲食店、商業施設など、訪日タイ人向けのSNS発信を強化したい場合はご相談ください。

訪日タイ人向けSNS発信をご検討中の方へ
Facebook、Instagram、TikTok、YouTube、LINEをどう使うか、投稿テーマ、KOL・UGC活用、タイ語LP・予約導線まで含めて設計します。

ACTION 1

訪日タイ人集客の全体像を見る

市場データ、旅行者特徴、SNS、KOL、広告、導線設計をまとめて確認できます。

ACTION 2

タイ現地の訪日旅行トレンドを見る

SNSで話題化しやすい日本らしい体験、季節需要、地方旅行、コスパ意識を整理しています。

ACTION 3

訪日タイ人向けインバウンド集客を相談する

タイ語LP、SNS、広告、KOL、旅行メディア、導線設計まで含めて相談したい場合はこちらをご覧ください。

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