最終更新日:2026年7月19日
この記事は「【2026年最新】タイのドローン規制を完全解説|登録・許可・飛行ルールの全手順」の詳細記事です。規制の全体像・飛行禁止エリア・罰則は先にそちらをご確認ください。
タイでドローンを飛ばす前に、機体・用途に応じたCAATの操縦者証明と機体登録、NBTCの周波数使用に関する手続、必要な保険、飛行前の運航許可と場所別許可を確認します。各手続の役割を分けて、2026年7月19日に確認できた公式情報に基づき解説します。
対象読者:タイ国内で購入した方、または海外から機体を持ち込む方
AnyRegisは外国籍利用者のアカウント作成にも対応しています。ただし、持込・一時輸入機の申請区分と必要書類は機体ごとにNBTCへ確認してください。
登録前の確認事項
購入時にAnyRegis登録を完了する
2025年9月1日からのNBTC措置では、販売店は購入者がAnyRegisで登録し、審査済みの証明を提示するまで機体を引き渡さない運用です。「購入後30日以内」や「遅延だけで最大40,000バーツ」という旧説明は使わず、購入時の販売店案内とNBTCの現行手続を確認してください。
Remote IDの扱い(2026年7月確認)
2026年7月19日時点で確認できたCAAT公表では、Remote IDに対応するNBTC規則は作成・連携検討の段階として説明されています。「2026年4月からカテゴリB以上で一律必須」という公布済み根拠は確認できないため、現行の登録必須項目として扱いません。将来の改正はCAATの公式発表とUAS Portalで確認してください。
カテゴリ確認
| 機体・用途 | CAATでの確認 | 注意点 |
|---|---|---|
| カメラ搭載機 | 重量を問わず登録対象 | 操縦者証明と機体登録を区別して確認 |
| カメラなし・2kg以下 | 機体登録の対象条件をUAS Portalで確認 | 場所・空域・運航条件は別途確認 |
| カメラなし・2kg超25kg以下 | 登録対象 | 用途に応じた操縦者証明・保険を確認 |
| 25kg超 | 上級操縦者証明の手続を確認 | 基本証明取得後、機種別の追加手続が必要 |
STEP 1:ドローン保険に加入する
CAATの手続では、機体・用途に応じて第三者賠償保険の証明を確認します。確認できるCAAT規則上の最低補償額は1事故あたり100万バーツです。150万バーツへの引き上げを示す公布済み一次資料は確認できないため、申請時はUAS Portalの最新要件と保険証券の補償額・対象用途・有効期限を照合してください。
保険で確認する項目
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 最低補償額 | 確認できるCAAT規則では1事故あたり100万バーツ |
| 対象 | 使用機体・用途・操縦者が補償対象か |
| 証書 | UAS Portalへ提出できる証書・PDFか |
| 有効期限 | 予定する飛行日まで有効か |
保険会社名・価格・割引は変動するため、確認日と商品一次情報がない比較表は掲載しません。加入時に補償条件と最新のCAAT要件を確認してください。
STEP 2:NBTC登録
NBTC(タイ国家放送通信委員会)は、ドローンとコントローラーが使う無線周波数側の手続を所管します。CAATの操縦者証明・機体登録とは役割が異なります。
必要書類
- パスポートコピー(A4コピー、顔写真ページ、青ペンでパスポートと同じサインが必要)
- ドローン本体の写真(正面・後方・上下左右)
- シリアル番号が映った写真(機体・コントローラー)
- 購入時のレシートまたは領収書(捨てられる方がいますが、必須です)
- タイ国内の滞在先住所
- タイの電話番号
- メールアドレス
写真の撮り方

- 機体・コントローラー両方のシリアル番号が明確に読めること
- 写真はWordファイルに貼り付けて提出
- 全ページに青ペンでパスポートと同じ書体のサインを右下に入れること(異なると書き直しになります)
オンライン登録手順
- NBTCウェブサイトにアクセス (2025年当時の登録手順なので多少異なるかもしれません)
- 右上「Sign up」→「Other nationality」を選択
- メールアドレスを入力してOTP認証
- ログイン後、上部メニュー「Request Form」→「UAV’s Radio Equipment Registration」→「New Registration of Drone」を選択
- 登録情報を確認してスクロール
- 「ストアから購入」にチェック→「店名」と「領収書日付」を入力
- シリアル番号を入力(ブランド名・モデル・NBTC IDが自動表示される)
- プロペラ数・バッテリー・カメラ・コントローラー等の追加情報を入力
- 周波数帯域・出力電力を選択
- 使用目的を選択(趣味・撮影など)
- 書類をアップロード(各ファイル1MB以内)
- 「規約に同意」にチェックして送信
審査期間は申請内容と追加書類の有無で変動します。追加書類を求められる場合はメール通知を確認し、「Track Request Status」から進捗を確認してください。
海外から持ち込んだ機体の場合
AnyRegisの公式マニュアルは、外国籍利用者のメールアドレスとパスポートによるアカウント作成を案内しています。オンライン不可と一律には断定できません。持込・一時輸入機の申請区分、必要書類、機体を提示する必要があるかは、渡航前にNBTCへ確認してください。
STEP 3:CAAT登録
CAATでは、操縦者証明と機体登録を分けて手続します。登録済みでも、そのまま全ての場所で飛行できるわけではありません。飛行前にUAS Portalで現行告知と必要な運航許可を確認し、土地所有者・施設・空域などの許可も別途確認します。
必要書類
- パスポートコピー
- ドローン本体の写真
- シリアル番号が映った写真(機体・コントローラー)
- 保険証書(英語版PDF)
- UAS Portalで求められる知識試験・操縦者証明の情報
操縦者証明と知識試験
25kg未満の基本操縦者証明では、UAS Portal上のオンライン知識試験を経ます。25kgを超える機体は、基本証明の取得後に機種別の上級操縦者証明手続を確認してください。EU式のC0〜C3分類や「900g以上だけ講習必須」という区分は、タイCAATの公式区分として扱いません。
オンライン登録手順
- CAAT公式サイトにアクセスしてアカウント作成
- 規約に同意してログイン
- 機体情報を入力(メーカー・モデル・重量・シリアル番号)
- 使用目的を選択
- 保険情報を入力(証書番号・有効期限)
- 書類をアップロード(パスポート・機体写真・保険証書を1つのPDFにまとめる)
- 内容確認して送信
審査期間は申請内容と追加確認の有無で変動します。進捗は「履歴」メニューから確認できます。確認方法の詳細は「CAAT登録情報の確認方法」を参照してください。
STEP 4:飛行前の運航許可・場所別許可を確認する
操縦者証明と機体登録がApprovedでも、飛行許可が自動的に完了するわけではありません。飛行前にUAS Portalで現行告知と必要な運航許可を確認してください。
- 現行CAAT告知の禁止・制限区域
- 空港・管制空域に関する追加条件
- 土地所有者、施設、国立公園、地域当局などの許可
- 保険と各証明の有効性
有効期限と更新
| 証明・登録 | 有効期間 | 確認方法 |
|---|---|---|
| CAAT操縦者証明 | 2年 | UAS Portalで期限と更新要件を確認 |
| CAAT機体登録番号 | 取消しまで失効しない | 機体情報・所有者変更時の手続を確認 |
| NBTC | 発行された証明・申請区分による | AnyRegisと証明書で確認 |
| 保険 | 保険証券による | 補償対象・補償額・満期日を確認 |
CAATの操縦者証明と機体登録は有効期間が異なります。すべてを一括して「CAAT登録は2年」と説明せず、証明・登録・保険を個別に確認してください。
よくある質問
Q:タイのドローンショップに登録を代行してもらえますか?
A:販売店のサポート範囲は店舗ごとに異なります。2025年9月以降は、購入者のAnyRegis登録と審査済み証明を確認してから機体を引き渡す運用が案内されています。申請主体・必要書類・費用を販売店に確認してください。
Q:登録せずに飛ばしたらどうなりますか?
A:航空法24条に基づく書面許可なく無人航空機を操縦・放つ行為は、同78条により1年以下の懲役または4万バーツ以下の罰金、または併科の対象になり得ます。違反類型ごとに適用条文が異なるため、公式条文で確認できるドローン罰則も確認してください。
Q:登録代行をお願いできますか?
A:DAYZEROでは、撮影案件に伴う必要書類・手続の確認とドローン撮影の進行を日本語でサポートします。申請主体や代理可否は当局の条件に従うため、案件内容をお問い合わせフォームからご相談ください。
まとめ
タイでのドローン登録手順をまとめます。
- 保険確認(確認できるCAAT規則の最低額は1事故100万バーツ。対象・満期日も確認)
- NBTCの周波数手続(国内購入はAnyRegis登録・審査済み証明を購入時に確認)
- CAAT操縦者証明・機体登録(対象機体と必要書類をUAS Portalで確認)
- 飛行前確認(UAS Portalの現行告知・運航許可・場所別許可)
タイのドローン規制全体について知りたい方は「タイのドローン規制 完全ガイド」をご覧ください。罰則は未確認の個別事例ではなく、「公式条文で確認できるドローン罰則」で適用条文を確認してください。
タイでのドローン撮影や、登録・飛行手続に必要な確認を日本語でサポートします。申請主体や代理可否は当局の条件に従います。
タイでのドローン撮影・登録まわりをご相談ください
CAAT・NBTC・保険・飛行場所ごとの確認と、ドローン撮影の進行を日本語でサポートします。必要書類に不安がある場合は、撮影前にご相談ください。

タイで現地採用としてIT企業での営業・WEBマーケティングを数年担当。WEBマーケティングで得た経験や知識を活かしYouTubeを2017年に立ち上げ、翌年2018年にWeb広告代理店事業を設立。SEO対策、動画制作、SNSマーケティングなど幅広くWebマーケティング事業を展開。現在代表を務める。