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ホームページ制作の見積もり比較。依頼条件・内訳・追加費用を確認する。

タイのホームページ制作|見積もり比較と依頼条件の整理

ホームページ制作の見積もりが届いても、ページ数や金額だけでは比べにくいものです。原稿は自社で用意するのか、タイ語の翻訳は含まれるのか、公開後の更新をどこまで頼めるのか。同じ「制作一式」でも、依頼できる作業が違うことがあります。

タイ拠点のサイトを発注するなら、まず作るもの・担当する作業・比較する期間を揃えます。この記事では、依頼条件の記入例と見積比較表を使って、追加費用や未回答の項目を見つける方法を説明します。

依頼先そのものを探している方はタイのWebマーケティング会社・制作対応の比較、DAYZEROの制作範囲と料金を確認したい方はホームページ制作・保守サービスをご覧ください。

見積もりを頼む前に、同じ依頼条件を渡す

ページと言語、原稿と翻訳、機能と保守の依頼条件を揃えて各社へ渡す図。

相見積もりでは、各社に同じ依頼文を渡します。A社には日本語だけ、B社にはタイ語も含めて相談していた場合、そのまま金額を並べても比較できません。すでに見積もりを取っている場合も、依頼内容の違いを確認して、必要な範囲を揃え直します。

次は、タイ拠点の会社案内サイトを作る場合の記入例です。自社の条件に合わせて書き換えて使えます。

項目 依頼条件の記入例
目的・読者 タイの取引先にサービスを説明し、見積もり相談を受けたい。日本語とタイ語で案内する。
ページと言語 トップ・会社概要・サービス・実績・問い合わせの5ページを、各言語で制作。日本語5ページ+タイ語5ページの合計10ページ。
原稿・翻訳 日本語の原稿は当社で確定する。タイ語への翻訳、校閲、ページへの反映を依頼する。
写真・ロゴ 掲載可能な写真とロゴを当社から提供する。新規撮影は今回の見積もりに含めない。
機能と動作 問い合わせフォームを各言語で用意し、受信先と自動返信を確認する。スマホ表示と送信テストを含める。
公開後の管理 サーバー、ドメイン、保守、文章や写真の更新を分けて見積もる。公開後12か月の費用で比較する。
希望時期・確認担当 希望公開日は○月○日。日本語原稿は日本本社、タイ語の事業内容は現地担当が確認し、窓口が回答をまとめる。
予算・請求条件 予算上限は○THB。税を含むかを明記し、支払通貨、支払時期、送金手数料の扱いも回答してもらう。

ページ数は「基本5ページ」のような表記だけでなく、何語で、どのページを何枚作るかまで書きます。実績一覧に加えて個別実績を掲載するなら、個別ページの件数と、最初に誰が入力するかも条件に入れましょう。

この依頼条件を整理した資料が、提案依頼書(RFP)になります。小規模な会社サイトなら、まずは上の項目を1枚にまとめる形から始められます。資料や写真の集め方は制作前に準備するもの、言語と対象ページの決め方は多言語サイトの計画で詳しく説明しています。

「制作一式」を、含まれる作業に分けて読む

制作費、翻訳費、公開後の費用を分け、含む・別途・自社対応の範囲を確認する図。

見積書の費目名は制作会社によって違います。「サイト構築」「デザイン制作」「運用サポート」という名前だけで揃えず、実際に何をしてもらえるのかを比較表へ書き出してください。

制作会社ベイジも、同じ規模のサイトであっても、調査・設計・制作などの作業量の違いが価格に影響すると説明しています。金額の差を確認するときは、工程や実施内容の違いも見る必要があります。

費目 比較するときに確認すること
構成・デザイン ページ構成の提案は含むか。既存の型を使うか、個別に設計するか。確認するデザイン案と修正範囲は何か。
原稿 完成原稿の掲載だけか、会社資料からの文章整理まで含むか。取材や調査が必要な場合は別途か。
翻訳 翻訳、事業内容の確認、校閲、ページへの反映のうち、誰がどこを担当するか。原文変更後の再翻訳はどう扱うか。
画像 支給写真の調整、素材購入、新規撮影を分ける。購入素材の利用範囲と継続費用も確認する。
フォーム・機能 フォーム数、入力項目、自動返信、受信確認を含むか。予約や決済などを使う場合、外部サービス費は別途か。
SEO・計測 タイトルなどの初期設定か、検索調査・記事制作・継続改善まで含むか。アクセス解析の設定と権限の受渡しも確認する。
公開作業 ドメインやサーバーの設定、既存ページの移行、転送、動作確認をどこまで含むか。
保守・更新 何を依頼できるか、回数や作業量に条件があるか。ページ追加や機能変更は別途か。

各項目は「含む」「別途」「自社で対応」「未回答」のいずれかに分け、数量や対象範囲を添えます。空欄は無料とみなさず、回答をもらうまでは未回答のまま残します。

特に「SEO対応込み」は内容を確認したい項目です。公開時の基本設定と、公開後の集客改善では行う作業が違います。同じ言葉が書かれていても、作業内容と成果物を揃えて比べましょう。

見積もりの比較例

架空の税別比較例。A社は制作48,000・翻訳18,000・12か月固定費12,000で78,000THB。B社は翻訳込み制作62,000・固定費12,000で74,000THB。
比較方法を示す架空の例。単位はTHB・税別です。

制作費だけで比較すると、別途の翻訳や公開後の固定費を見落とすことがあります。ここでは、先ほどの日本語・タイ語各5ページを依頼し、同じ保守範囲で公開後12か月まで利用する想定で比べます。

以下は比較方法を説明するための架空の金額です。DAYZEROや実在する制作会社の料金、タイの制作相場を示すものではありません。すべてTHB・税別で、送金手数料は含めていません。

比較する費用 A社 B社 C社
制作費 48,000 THB 62,000 THB 55,000 THB
タイ語の翻訳・校閲・反映 別途18,000 THB 制作費に含む 別途・金額未回答
同じ保守範囲・サーバー等の固定費(公開後12か月) 12,000 THB 12,000 THB 12,000 THB
同条件の比較額 78,000 THB 74,000 THB 67,000 THB+翻訳費
総額は未確定

A社は制作費だけならB社より14,000 THB低い見積もりですが、必要な翻訳と固定費を加えると、比較額はB社より4,000 THB高くなります。B社の翻訳はすでに制作費に含まれているので、追加で足しません。C社は翻訳費が分かるまで、総額の安い順に並べられません。

この比較額に、各社が提示する税額や必要な送金手数料を反映して、支払額を確認します。円とTHBの見積もりが混在するときは、比較に使った換算レートと日付を残し、契約上どちらの通貨で支払うかも確認しましょう。

月額の見積もりは、毎月の内訳と終了条件を見る

月額表示には、制作費の分割払い、保守や更新の費用、外部サービスの利用料などが含まれる場合があります。「月額○THB」だけを比べず、何の費用か、最低利用期間はあるか、契約終了時に残る支払いはあるかを確認します。

比較する期間を同じにしたうえで、月々の支払額と、その期間に必要な支払額を両方並べると判断しやすくなります。自社で原稿作成や翻訳を担う提案なら、その担当者と作業時間も別欄に残してください。

見積書で分からない点は、項目を指定して聞く

「全部込みですか?」では、答える側も範囲を判断しにくくなります。必要な作業を具体的に示し、含まれる範囲と追加費用を確認しましょう。次のように聞くと、各社の回答を比較表へ移しやすくなります。

  • 原稿:「会社案内から日本語5ページ分の文章を整理する作業は、制作費に含まれますか?」
  • 翻訳:「タイ語5ページの翻訳・校閲・ページ反映を含めた金額ですか。原文を後から修正した場合の追加条件も教えてください」
  • 修正:「デザイン確認後の修正は何を1回として数えますか。承認後の構成変更は別見積もりになりますか?」
  • 更新:「公開後の写真差し替えと、新しいサービスページの追加は、それぞれ保守費に含まれますか?」
  • 納品:「管理画面、ドメイン、サーバー、アクセス解析について、当社が受け取る権限とデータを教えてください」

回答は見積書の補足やメールなど、後から参照できる形で残します。口頭で「対応できます」と聞いた項目も、数量・金額・担当が揃っているかを確認してから発注します。

途中で要望が増えたら、差額と納期を確認する

英語5ページの追加を例に、追加費用・公開日・確認担当を一緒に整理する図。

発注後に「英語も追加したい」「問い合わせフォームにファイルを添付したい」と要望が増えたら、元の見積もりに含まれる作業かを確認します。含まれない場合は、追加する内容と費用、公開日への影響を見てから進めます。

LIGが説明する要件定義も、実現する内容を明確にし、関係者の認識を揃える工程です。作る範囲と費用・期間を一緒に確認する考え方を、見積もり後の変更にも使えます。

変更を依頼するときは、次の5項目を1件ずつ残すと、何が確定したかを追いやすくなります。

  1. 変更内容:例「日本語・タイ語に加えて、英語5ページを追加する」。
  2. 追加される作業:翻訳・校閲・入力・メニュー・フォームなど、影響する範囲。
  3. 追加費用:金額、税の扱い、一度だけか継続費用も増えるか。
  4. スケジュール:原稿確認の期限と、公開日が変わるか。
  5. 承認:誰が、いつ、その条件で進めると決めたか。

複数社を比較している途中で依頼条件が変わった場合は、同じ変更を各社に伝えます。「日本語のみの旧見積もり」と「タイ語を追加した新見積もり」を混ぜず、見積日と条件の版を揃えてください。

発注前に、公開後の管理まで確認する

公開後に誰が更新するかが決まっていないと、担当者が変わったときや、別の会社に保守を依頼したいときに作業が止まることがあります。発注前に、納品物と管理権限を具体的に確認しましょう。

  • 自社で編集できる部分と、制作会社への依頼が必要な部分。
  • サイトのデータ、購入した素材、デザイン元データのうち、受け取れるものと利用条件。
  • ドメイン・サーバーの契約者、更新費用、管理権限。
  • 公開直後の不具合対応と、その後の通常更新・保守の範囲。
  • 契約を終了する場合の連絡期限、データや権限の引継ぎ、必要な費用。

具体的な作業範囲はホームページの保守・更新で依頼できること、すでに別会社が管理しているサイトを移す場合は管理会社の変更・引継ぎをご覧ください。

見積比較でよくある質問

ページ数が同じなら、安い会社を選んでよいですか?

原稿、翻訳、デザイン、フォーム、公開後の管理まで同じ範囲かを確認してから比べます。金額に加えて、確認する成果物、担当者、公開までの進め方が自社に合うかも見て判断しましょう。

まだ原稿がなくても見積もりを頼めますか?

会社資料など、今ある情報と、制作会社へ依頼したい範囲を伝えます。完成原稿を載せるだけの場合と、資料から文章を整理する場合、取材から原稿を作る場合では作業が異なります。どこまで含む見積もりかを確認してください。

見積書の「一式」は、すべて分けてもらうべきですか?

細かな作業をすべて別の金額にする必要はありません。ただし、含まれるページ・言語・作業・納品物と、追加費用が発生する条件は書面で確認します。必要な範囲が分かれば、一式の金額でも比較できます。

最安の見積もりが予算を超えています。どうすればよいですか?

公開時に必要なページと言語を決め、後から追加できるものと分けます。原稿や写真を自社で用意できるかも確認し、同じ変更条件で再見積もりを依頼しましょう。値引き後に何が対象外になったかも記録します。

必要な制作範囲から、見積もりを相談する

タイ拠点のサイト制作を検討している方は、必要なページと言語、手元にある資料、希望する公開時期をまとめてご相談ください。まだ決まっていない項目は、そのまま相談時に確認できます。

DAYZEROの料金と対応範囲は、ホームページ制作・保守サービスにまとめています。制作条件を整理したうえで、対応できる範囲と見積もりを確認します。

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