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多言語ホームページの設計|言語とページの決め方

多言語ホームページの作り方|言語・ページの決め方と費用の考え方

「日本語の会社サイトに、タイ語や英語も追加したい」。制作範囲を検討する際は、想定する読者、翻訳するページ、公開後の更新担当を整理しておくと、依頼内容を伝える材料になります。対象がまだ決まっていない場合は、必要な言語やページの選定から相談する方法もあります。

この記事では、海外で事業を行う日系企業が多言語ホームページを発注する前に決めたいことを、ページの選び方、翻訳確認、費用の順に整理します。言語別URLや検索設定の詳しい話は多言語SEOの実務ガイドで扱っています。

言語は「拠点の国」だけで決めない

言語は「拠点の国」だけで決めないの図解

タイに拠点があるからタイ語だけ、ベトナムに拠点があるからベトナム語だけ、とは限りません。サイトを使う相手が現地企業の購買担当か、日系企業の日本人担当か、海外本社の英語担当かで必要な言語が変わります。問い合わせを受ける担当者が対応できる言語も一緒に確認します。

たとえば日本語で事業内容を承認し、タイ語で現地の取引先に製品情報を伝えるなら、まず日本語を原文として整え、必要なタイ語ページを選びます。英語も必要なら、その理由と閲覧者を別に書きます。国と言語を同一視しないことが出発点です。W3Cも「国際向け」と「多言語」を異なる要件として説明しています(W3Cの定義)。

最初に翻訳するページは、相手の判断順に選ぶ

最初に翻訳するページは、相手の判断順に選ぶの図解

すべてのページを一度に多言語化する必要はありません。まず、相手が会社を知り、提供内容を比べ、連絡するまでに読むページを挙げます。製造業なら製品・設備・対応範囲、サービス業ならサービスの内容と対応地域など、判断材料は事業によって違います。

発注前には、次のように「ページ×言語」の一覧を作ると範囲が見えます。下の項目は説明用の例で、DAYZEROの基本料金に含まれるページ数や言語数を示すものではありません。

会社概要

  • 日本語の原文:既存資料を整理
  • タイ語:初回対象
  • 英語:後日検討
  • 確認担当:会社情報の担当者

主力サービス

  • 日本語の原文:提供範囲を確定
  • タイ語:初回対象
  • 英語:初回対象
  • 確認担当:営業・現地担当者

お問い合わせ

  • 日本語の原文:窓口を確定
  • タイ語:初回対象
  • 英語:初回対象
  • 確認担当:問い合わせ担当者

ブログ記事

  • 日本語の原文:記事ごとに判断
  • タイ語:当面は対象外
  • 英語:当面は対象外
  • 確認担当:記事の担当者

説明用の範囲例。実際の対象は案件ごとに決めます。

ブログや実績を後から増やす場合も、どの言語版を同時に更新するか決めておきます。翻訳版がない記事を、空のページとして用意する必要はありません。

原文を確定してから、翻訳と確認に進む

原文を確定し、翻訳と人の確認を経て各言語ページを公開する流れ。
翻訳するページと公開後の更新担当も先に決めます。

日本語を原文にする場合は、会社名、製品名、料金、提供範囲、問い合わせ先を日本語で確認します。原文に複数の解釈がある箇所は、担当者に意図を確認してから訳すと、訳文と元情報を照合する際の基準になります。現地語の資料を基に制作する場合も、その原文の内容を確認します。

DAYZEROの多言語対応は、原文確定 → AI翻訳 → 人によるネイティブチェック → 必要に応じたお客様の確認 → 公開を基本の流れとします。AIは下訳の効率化に使い、言い回しや意味は人が確認します。さらに、製品仕様・価格・対応地域の事実は顧客側の担当者に確認してもらいます。自然な文章かどうかと、実際に提供できる内容かどうかは別の確認です。

翻訳対象には本文だけでなく、メニュー、ボタン、フォームの項目、送信後の案内、画像内の文字も含めて洗い出します。どこまで翻訳・掲載するかを見積もりに明記しておくと、公開直前の追加作業を判断しやすくなります。

費用は「言語数×ページ数」だけでは決まらない

費用は「言語数×ページ数」だけでは決まらないの図解

多言語化の見積もりでは、言語と対象ページの数に加え、原文の整理が必要か、翻訳する文字量、図や画像内の文字、専門用語の確認、現地向けの内容変更、公開後の更新方法などを見ます。たとえば同じ3ページでも、短い会社概要と製品仕様の多いサービスページでは作業が違います。

比較するときは「翻訳だけ」の金額か、「ネイティブチェックとサイトへの掲載まで」を含む金額かを揃えてください。DAYZEROでは、追加の翻訳について翻訳・ネイティブチェック・掲載までの費用をまとめて事前に提示します。ホームページ制作・運用サービスで基本料金に含める言語・ページの範囲も、ご契約前に確認します。全言語・全ページが基本月額に含まれるという意味ではありません。

公開後の更新を、各言語でどう扱うか決める

公開後の更新を、各言語でどう扱うか決めるの図解

日本語の料金を変えたのにタイ語だけ古いまま、という状態は避けたいところです。公開前に、どの変更を翻訳版へも反映するか、誰が原文の変更を知らせるか、誰が訳文を確認するかを決めます。住所・電話番号・価格・提供範囲などは、言語をまたいで確認する項目として一覧にしておくと役立ちます。

DAYZEROの通常更新では、確認済みの訳文への差し替えは月額内の対象です。一方、新しい翻訳とネイティブチェックは追加作業です。投稿や既存ページの差し替えと、新たに訳文を作る仕事を分けて依頼できます。

多言語サイトの制作と、多言語SEOは別の相談

多言語サイトの制作と、多言語SEOは別の相談の図解

多言語サイトの制作時にも検索への対応は検討します。そのうえで、公開後の検索需要調査や継続的な改善まで依頼するかは、制作範囲と併せて確認する項目です。制作では、読者に必要なページ、翻訳、確認、言語切り替え、基本的なページ設定を整えます。検索需要の調査、言語別のコンテンツ改善や継続的な分析はSEO支援として相談できます。

Googleは多言語ページに異なるURLを用意し、利用者が言語を切り替えられるようにすることを推奨しています。言語別URLやhreflangの設計を詳しく知りたい場合は、多言語SEOの解説をご覧ください(Google Search Centralの公式案内)。

よくある質問

タイ語と英語を最初から全ページに用意すべきですか?

必ずしもそうではありません。まず誰が読むかを決め、会社紹介、主力サービス、問い合わせなど判断に必要なページから範囲を選びます。対象言語・ページは見積もり前に確定します。

日本語の完成原稿がなくても相談できますか?

はい。既存サイトや会社案内、営業資料を基に、掲載用の日本語原文を整理するところから相談できます。製品・サービスの事実と公開可否は担当者の確認が必要です。

AI翻訳だけで公開しますか?

DAYZEROの基本フローは、AIを下訳に使い、人がネイティブチェックを行い、必要に応じてお客様にも確認いただいてから公開するものです。

翻訳後に料金や営業時間が変わったら?

変更する言語版を確認します。確認済みの訳文を既存ページへ差し替える作業は通常更新の対象です。新しい翻訳やネイティブチェックが必要なら、費用を事前に提示します。

多言語サイトにすれば検索順位も上がりますか?

多言語化だけで順位や問い合わせを保証することはできません。言語別の検索需要やページの改善を続ける場合は、制作とは分けてSEO支援をご相談ください。

制作範囲を相談する前に

「誰に・何語で・どのページを見せるか」「原文と訳文を誰が確認するか」「変更後にどの言語まで更新するか」をメモにしておくと、必要な作業と見積もりの範囲を決めやすくなります。まだ決まっていない部分も含めて、日本語でご相談ください。

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