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タイでMeta広告(Facebook・Instagram)を成功させる方法|実データ公開・費用相場・失敗パターンをバンコク現地プロが解説【2026年版】

この記事でわかること

  • タイでMeta広告(Facebook+Instagram)が有効な理由と市場データ
  • 【Facebook】実データ公開:月額約7,000THBで問い合わせ月100件以上を獲得した方法
  • 【Instagram】実データ公開:1日80THBの広告ブーストで病院IGのリーチが20倍に改善した方法
  • タイ人向けMeta広告で「動画」が必須な理由 — 画像広告では反応が出なかった実体験
  • 日本人に刺さった投稿がタイ人にはまったく刺さらなかった失敗談と、そこから学んだこと
  • タイのMeta広告の費用相場(Facebook面・Instagram面それぞれのデータ付き)

読了目安:約15分

タイでMeta広告(Facebook+Instagram)が有効な理由

タイでデジタル広告を検討するなら、Meta広告(Facebook広告+Instagram広告)は最初に検討すべき選択肢の一つです。

5,100万人
Facebookユーザー数
1,908万人
Instagramユーザー数
1つの管理画面
で両方に配信可能

Meta広告の最大のメリットは、Facebook(5,100万ユーザー)とInstagram(1,908万ユーザー)の両方に1つの広告マネージャーから配信できることです。ターゲティング設定もクリエイティブ管理も一括で行えるため、2つのプラットフォームを効率的にカバーできます。

Facebookは20代から60代以上まで幅広い世代が使うタイ最大のSNSです。実名登録を基本としており、年齢・性別・居住地・勤務先・興味関心など詳細なデータに基づくターゲティングが可能です。Instagramは25〜34歳の女性が最大層(全体の60.6%)で、ビジュアル訴求に強い媒体です。

タイ特有の文化として、Facebookのプライベートグループ内でビジネスが動く点も見逃せません。業者の紹介やサービスの口コミがグループ内で共有され、そこから購買行動につながるケースが非常に多いのです。

出典:DataReportal「Digital 2025: Thailand」(2025年1月時点)

タイの各SNSの利用状況については、以下の記事で網羅的にまとめています。
→ タイのインターネット・SNS利用の全体像【2026年最新データ】

【Facebook】実データ公開 — 月額約7,000THBで問い合わせ月100件を獲得

ここからは、弊社DAYZERO BANGKOKが実際にバンコクで運用したMeta広告の実データを公開します。まずはFacebook面の事例です。

クライアント:バンコクのムエタイジム

65.66THB
メッセージ1件あたりの単価
100件以上/月
問い合わせ数
約7,000THB/月
広告費

広告の目的は「問い合わせを増やす」に設定し、Messenger広告(チャット誘導型)を使いました。1日あたりの予算は230THB、15日間で3,348.55THBを消化し、51件のメッセージスレッドが開始されました。メッセージ1件あたりの獲得単価は65.66THB(約260円)です。

月間に換算すると、約7,000THB(約28,000円)の広告費で100件以上の問い合わせを獲得しています。日本国内のリスティング広告でリード1件を獲得する費用が数千〜数万円であることを考えると、タイのFacebook広告のコストパフォーマンスの高さがわかります。

この広告が成果を出せた3つの要因

要因①:クリエイティブに動画を使った

実際のトレーニング風景を撮影した動画を広告クリエイティブとして使用しました。動画の3秒再生数は5,226回、閲覧数は30,626回を記録。同じジムで画像(静止画)の広告もテストしましたが、画像広告では問い合わせがほぼゼロでした。

要因②:Messenger広告で「チャットで聞ける」導線を作った

広告のCTAを「メッセージを送信」に設定し、Facebook Messengerで直接やり取りできる導線にしました。タイ人はWebフォームに入力するよりも、チャットで気軽に質問することを好みます。Messenger広告はタイ市場でのリード獲得に非常に効果的なフォーマットです。

要因③:ターゲティングをバンコク+タイ語話者に絞った

配信地域をバンコク周辺に限定し、言語をタイ語に設定することで、タイ人ユーザーにのみ広告を表示しました。商圏に合わせた地域ターゲティングと言語フィルタリングの組み合わせが、無駄な配信コストの削減につながっています。

Facebook面のポイント:「動画クリエイティブ+Messenger誘導+地域×言語ターゲティング」の組み合わせが鉄板です。月額7,000THB程度の予算でも、この3要素を押さえれば十分な成果が出ます。

→ ムエタイジムのSNS運用実績の詳細を見る

【Instagram】実データ公開 — 1日80THBで病院IGのリーチが20倍に

次に、Instagram面の事例です。同じMeta広告マネージャーから配信していますが、Instagram面にはFacebookとは異なる特性と効果があります。

クライアント:バンコクの病院

2.5THB
プロフィール訪問単価
20
リーチ改善
80THB/日
広告予算

この病院のInstagramアカウントでは、投稿の宣伝(ブースト投稿)を1日80〜90THBの予算で配信しました。以下は実際の広告パフォーマンスです。

投稿時期閲覧数閲覧者プロフィール訪問消化金額
2月上旬21,4499,992374797 THB
2月中旬20,50010,9124301,079 THB
3月上旬12,7285,451241604 THB

最も効果的だった投稿では、1,079THB(約4,300円)の広告費で20,500回の閲覧と430件のプロフィール訪問を獲得しています。プロフィール訪問1件あたりの単価は約2.5THB(約10円)です。この数字は非常に優秀で、認知拡大とアカウント成長を低コストで実現できています。

病院IGで成果が出た理由

理由①:「保存されるコンテンツ」を意識して作った

この病院のIG運用で確実に伸びたのは、保存数が多いコンテンツでした。具体的には、季節性の健康情報(PM2.5対策や紫外線対策など)や、教育系コンテンツ(病気の予防法や症状の解説など)が特に効果的でした。「ためになる」「あとで見返したい」と思われるコンテンツは保存数が伸び、それがアルゴリズムに評価されてリーチも拡大するという好循環が生まれます。

理由②:オーガニック投稿+広告ブーストの組み合わせ

IGのオーガニックリーチだけで大きく伸ばすのは正直なところ難しいです。しかし、良いコンテンツを作ったうえで広告ブースト(宣伝投稿)を行うことで、届けるべき人に確実に届けるという戦略が非常に効果的でした。1日80THB(約320円)という低予算でも、ターゲティングを適切に設定すれば閲覧数1〜2万を安定的に獲得できます。

Instagram面のポイント:IGはFacebookと違い、「保存」というアクションがアルゴリズムに大きく影響します。保存されやすい有益コンテンツを作り、それを広告ブーストで拡散する。この組み合わせがタイのIG運用で成果を出す鉄板パターンです。

→ 病院のSNS運用実績の詳細を見る

タイ人向けMeta広告で「動画」が必須な理由

Facebook面のムエタイジムの事例でも明らかでしたが、タイ人向けのMeta広告では動画クリエイティブが圧倒的に効果的です。これはFacebook面・Instagram面の両方に共通する傾向です。

実体験からの警告:弊社のクライアントで、同じサービス・同じターゲティング設定で画像広告と動画広告をA/Bテストした結果、画像広告の反応はほぼゼロでした。「画像でもいけるだろう」という判断はタイ市場では通用しません。最初から動画で勝負してください。

タイ人は1日平均2時間32分をSNSに費やしており、その多くをフィードのスクロールに使っています。このスクロールの中で指を止めるには、動きのあるコンテンツが不可欠です。Instagramでもリール広告やストーリーズ広告など動画フォーマットが急速に伸びており、静止画だけの広告は埋もれるリスクが高まっています。

動画広告の目安:Facebook・Instagram広告用の動画は15〜30秒が最も効果的です。最初の3秒で視聴者の注意を引く構成にし、音声なしでも内容が伝わるようにテロップを入れてください。縦型(9:16)または正方形(1:1)が推奨フォーマットです。

弊社DAYZERO BANGKOKは動画制作会社として累計100社以上の映像制作実績があります。広告用の動画制作からMeta広告の配信・運用までをワンストップで対応できるのが強みです。
→ DAYZERO BANGKOKの動画制作サービスの詳細

日系企業がよくやる失敗パターン3つ

失敗①:日本のクリエイティブをそのまま翻訳して使う

日本本社で制作したバナーや動画をタイ語に翻訳しただけで配信するパターンです。タイでは感情に訴えるコンテンツが圧倒的に効果的で、機能・スペックを論理的に並べた日本式の広告はタイ人ユーザーのスクロールを止められません。

さらに、日本語からタイ語に翻訳すると文字数が増える傾向があり、Facebook推奨のテキスト量を超えてしまうケースが頻発します。タイ語は改行やフォントによって意味が変わることもあるため、翻訳ではなくタイ語でゼロから書き起こし、必ずネイティブがチェックする体制が必要です。

失敗②:日本で成功したIG運用をそのままタイに持ち込む

これは弊社自身の失敗談です。タイの観光情報を発信するInstagramアカウントを運用していた際、日本人向けには3ヶ月で3,000フォロワーを獲得し、いいね・保存も1,000を超える大きな反応がありました。

そこで同じ手法をタイ人向けの日本観光情報アカウントに展開したところ、まったく反応が取れませんでした。動きのない写真だけだったのか、情報の深さが足りなかったのか、人が出ていなかったのか、原因は複合的ですが、日本で成功した手法がタイ人にそのまま通用するわけではないということを身をもって学びました。

この失敗から得た教訓:タイ人向けのコンテンツは、タイ市場を理解したクリエイターがゼロから設計する必要があります。「日本で成功したから」という理由でそのまま持ち込むのは、最も避けるべきパターンです。

失敗③:ターゲティング設定のミス

配信地域を「タイ」に設定しただけでは、タイに滞在する外国人にも広告が配信されます。タイ人にのみリーチしたい場合は、対象言語を「タイ語」に必ず設定してください。この見落としは意外に多いです。

また、ターゲティングを広く取りすぎて予算を無駄にしているケースもあります。ムエタイジムの事例のように、商圏に合わせた地域限定+言語フィルタの組み合わせが基本です。

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「動画を作りたいけど予算感がわからない」「Facebook・Instagram両方の広告運用を任せたい」など、お気軽にお問い合わせください。バンコク現地から日本語で対応いたします。

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タイのMeta広告 費用相場【2025年最新データ】

タイのMeta広告は日本と比較して大幅に低コストで始められます。以下はFacebook面・Instagram面それぞれの費用目安です。

Facebook面の費用目安

指標タイ市場(2025年)日本市場(参考)
CPM(1,000回表示あたり)約120 THB(約500円)500〜2,000円
CPV(動画視聴単価)約4 THB(約16円)5〜20円
メッセージ獲得単価(実績)約66 THB(約260円)

Instagram面の費用目安

指標タイ市場(弊社実績)
プロフィール訪問単価約2.5 THB(約10円)
閲覧者1人あたりの単価約0.1 THB(約0.4円)
1日の推奨予算80〜100 THB(約320〜400円)

Facebook面のCPM・CPVデータ参考:Phoenix Media「The Costs of Facebook, Google and LINE Ads in Thailand for 2025」。メッセージ獲得単価およびInstagram面のデータは弊社の実運用データ。

予算の始め方

弊社がクライアントに提案する際の目安は、月額5,000〜10,000THB(約2〜4万円)の広告費からスタートです。この予算でFacebook面とInstagram面の両方にテスト配信し、効果の高い配信面・クリエイティブに予算を集中させていきます。

ムエタイジムの事例では月額約7,000THBでFacebook面から月100件の問い合わせを獲得し、病院の事例では1日80THBのInstagram広告ブーストでリーチを20倍に改善しています。日本の感覚からすると驚くほど低い予算ですが、タイ市場ではこの水準で十分な成果が出ます。

注意:広告費(Metaに支払う出稿費)と運用代行費(代行会社に支払う手数料)は別です。弊社のSNS運用代行プランでは、GROWTHプラン(月額35,000THB)以上に広告運用が含まれています。広告出稿費は別途実費がかかります。
→ プランと料金の詳細はこちら

自社運用 vs 代行 — Meta広告はどちらで運用すべきか

Meta広告マネージャーは日本語で操作できるため、出稿自体は自社でも可能です。ただし、タイ人向けの広告で成果を出すには以下が必要になります。

動画クリエイティブの制作力。画像広告ではタイ市場で成果は出ません。15〜30秒の広告用動画を継続的に制作できる体制が必要です。

タイ語ネイティブのチェック体制。キャプションや画像内のタイ語テキストは、ネイティブチェックなしで配信すると逆効果になるリスクがあります。

月次のA/Bテストと最適化。Meta広告は「出して終わり」ではなく、複数クリエイティブのテストとPDCAが前提の広告手法です。

この3つを社内で完結できる場合は自社運用が有効です。どれか1つでも難しい場合は、タイ現地で動画制作+広告運用の実績がある会社に任せることで、費用対効果は大きく改善できます。

運用代行の選び方について詳しくは、以下の記事で解説しています。
→ タイでSNS運用を成功させるには?運用代行の選び方5つのチェックポイント

よくある質問

Q. FacebookとInstagram、どちらに広告を出すべきですか?

目的によります。問い合わせやリードの獲得が目的ならFacebook面のMessenger広告が効果的です。ブランド認知やアカウントの成長が目的ならInstagram面の広告ブーストが低コストで効果を発揮します。予算に余裕があれば両面に配信し、パフォーマンスの良い面に予算を寄せていくのがおすすめです。

Q. タイでMeta広告を出す最低予算はいくらですか?

月額5,000〜10,000THB(約2〜4万円)からのスタートを推奨しています。Instagram面の宣伝投稿なら1日80THB(約320円)から始められますが、効果的なA/Bテストには一定の予算が必要です。

Q. タイ語がわからなくても広告を出せますか?

管理画面は日本語で操作できますが、広告クリエイティブとキャプションはタイ語で作成する必要があります。タイ語は改行やフォントによって意味が変わることがあるため、必ずタイ人ネイティブのチェック体制を確保してください。

Q. 動画を作る予算がない場合はどうすればいいですか?

タイ市場ではMeta広告に動画クリエイティブが必須ですが、15〜30秒の短尺動画であれば制作費を抑えて作れます。弊社では広告用のショート動画制作にも対応していますので、予算感を含めてお気軽にご相談ください。

Q. TikTok広告とMeta広告、どちらが有効ですか?

ターゲット層と目的によります。Meta広告はターゲティング精度が高く、BtoB・BtoCを問わずリード獲得に強みがあります。TikTok広告は若年層へのリーチコストが安く、認知拡大に向いています。両方を試して自社に合う媒体を見極めるのが理想的です。

お見積もり・ご相談は無料です

Meta広告(Facebook・Instagram)の運用代行、広告用の動画制作のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
バンコク現地のチームが、日本語で対応いたします。

プランと料金を見る 無料相談はこちら

まとめ

タイでMeta広告(Facebook+Instagram)を成功させるためのポイントを整理します。

タイはFacebook5,100万人+Instagram1,908万人のユーザーを擁し、1つの広告マネージャーから両方に配信できるMeta広告は非常に効率的な広告手段です。月額5,000THB(約2万円)程度の予算から始められ、弊社の実績では月約7,000THBでムエタイジムの問い合わせを月100件以上獲得、1日80THBの広告ブーストで病院IGのリーチを20倍に改善しています。

成果を出すための鍵は、Facebook面では「動画+Messenger誘導+地域×言語ターゲティング」Instagram面では「保存される有益コンテンツ+広告ブースト」です。どちらの面でも動画クリエイティブが必須であり、画像広告だけでの運用ではタイ市場で成果を出すのは困難です。

日本で成功した手法をそのまま持ち込むのではなく、タイ市場を理解したクリエイターが動画制作から広告運用までをワンストップで対応できる体制を整えることが成功の条件です。

→ DAYZERO BANGKOKのSNS運用代行サービスの詳細はこちら

→ タイでSNS運用を成功させるには?4媒体の使い分けと運用代行の選び方

→ タイ・バンコクの動画制作サービスの詳細はこちら

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