【2021年度版】タイのSNS事情について|SNS利用率や普及率のデータを元に解説

タイでSNSマーケティングにご興味の方は既にご存知の方が多いと思いますが、タイでSNSは幅広く普及されおり、タイ人はSNS(Facebook、YouTube、Instagram等)の使用者が多く、大手の企業も中小企業もSNS上での広告予算を確保しています。またSNSのみならず、LINEやGoogle(リスティング等)、ウェブサイト等を活用した広告も多いです。

また、コロナの影響により、より一層タイでのデジタルマーケティングは益々重要な位置付けになっていくと考えられます。レガシーなFace to Faceの営業も無論大事です。しかし、そこにデジタルを掛け合わせることで大きな成果を獲れる可能性が高まります。そのためには、最新のデジタルマーケティングについて学びつつ、タイのデジタルマーケティングにおける重要なプラットフォームについてある程度把握する必要があります。

当記事では、2021年4月現在、Digital Thailand 2021が発表しているデータを元に現状について見ていこうと思います。

もくじ

2021年タイのインターネットユーザー数

2021年1月時点の情報です。

タイの人口は69.88M(M=Million)に対してモバイルコネクション数が90.66M。人口に対してモバイルコネクション数が多いです。

おそらくですが電話のみもおそらく含まれるのかと思いますので、インターネットは別で記載されてます。インターネットユーザー数は48.59M。人口の約7割がインターネットを使用しています。アクティブなソーシャルメディアユーザーに関しては55.00Mとインターネットユーザーを超えてます。インターネットユーザー数より多いので1人1アカウント以上を持ってる人がいるということでしょう。ちなみに、2020年からの伸び率で言うと下記の図となります。

コロナの影響や時代の流れと様々な要因が考えられますがインターネットユーザー、アクティブソーシャルメディアユーザー数が+5.5%と伸びていることがわかります。巣篭もり需要もあり多くの人が家からインターネットを接続していたことも背景にあると推測できます。

タイ人が使うデバイスについて

タイ(上)、日本(下)にデバイス毎のデータがあります。スマホの保有率に関しては両国とも大差はありませんが、ノートパソコンやデスクトップの保有率がタイの場合48.5%に対して日本は74.6%です。WEB制作する際にPC画面を優先的に行うのは良いのですが、しっかりとレスポンシブ対応させておく必要はあると思います。SEO観点からもレスポンシブ対応は必須項目です。

またスマートウォッチをつけてるタイ人(バンコクに住む)はかなり多い印象でしたが、数字としても21.9%と日本より高い数字です。スマホでのこまめなやりとりはタイでのビジネスにおいても必須のようです。

タイ人の1日のスマホ平均使用時間について

タイ人は1日24時間あるうち平均8時間44分をインターネットに費やしているとのデータです。また、タイ人のSNS平均使用時間は2時間28分の時間を費やしています。果たしてこれは多いのか少ないのかわからないと思うので日本の平均使用時間と比較してみます。個人的な感覚としてはタイ人は常にSNSを触っている印象です。

日本はインターネットの使用時間はタイの半分ほどの4時間25分。また、SNSは1/3ほどの0時間51分です。

その他のサービス(音楽ストリーミングサイトやラジオ、ポッドキャスト、ゲーム時間)においてもタイのが使用時間は長いことがわかります。日本以上にユーザーが多くの時間をSNS等に割いているので、冒頭で申したとおり広告がリーチしやすいことが見えてきます。

タイでSNS利用率について

上図はタイで最も使われるSNS利用率を著した表です。YouTubeとFacebookが16歳〜64歳のインターネットユーザーに最も使われている様です。LINEが続いて人気で、Facebookが人気ということもありFacebookのメッセンジャー機能も多く使われています。日本でもYouTubeやLINEは人気なSNSですがTwitterが上位3位に入ってきます。しかし、タイでは6位と順位は低いですが、それでも57.8%と使っているユーザーは多いようです。Twitterは匿名で投稿ができるのでFacebookとは違う使い方をしている人が多いのかと思いますが、タイ語のツイッター界隈でバズると瞬く間に数万リツイートに達することもあります。根拠となるデータがないのですが、タイ人は日本人より拡散することに抵抗がなく、いいね!数よりもリツイート数が多い印象です。

タイで最もユーザー数が多いSNSの1つ「Facebook」です。当記事冒頭に記載したSNSアクティブユーザー数が55Millionですが、その内9割のユーザーがFacebookをアクティブに使っています。

日本ではフェイスブックはアカウントは持っているもののあまりアクティブユーザーが少ない印象がありますが、タイでFacebookは非常に強力なSNSです。広告も人口に対して84.9%にもリーチができるので新サービス、商品等の認知拡大やファンづくり等には効果が期待できます。

YouTubeはユーザー数は多いのですが、広告がリーチするオーディエンス数となるとFacebookに劣るようですが、それでも37.3Millionものユーザーにリーチが可能です。

Youtubeを運営していてわかりましたが、広告費は日本に比べて約1/3の価格で出せるので広告を打ち始めるのに多くのコストがかかりません。余談ではありますがYouTuberとして生きていくのは少し大変そうですが…。

インスタグラムは16Million、ツイッターは7.35Milliontという数値です。インスタグラムは女性が多く、ツイッタはその逆で男性が多い数値となっています。

このようなデータをデジタルマーケティング観点から見るとFacebook→YouTube→Instagram→Twitterという順で広告リーチできる数が多いようです。

なお、上記のデータ元のサイトにはLINEの情報がなかったので別サイトより持ってきました。下記情報はニールセンが出している情報を元に作られたデータです。

参考:https://www.twfdigital.com/blog/2020/04/line-user-stat-in-thailand-2020/

6,900万人のモバイルユーザーに対して4,500万人がLINEを使用しているとのデータです。

最近では他のSNS同様LINEで広告を打つこともできるので、選択肢の1つとして持っておくことが必要です。

タイのデジタル広告マーケットサイズについて

2020年の年間合計デジタル広告予算は767.8 Million USDと約850億円規模です。その中で最も多くの予算がかかっているのは280 Million USDの検索エンジンへの広告費。おそらくGoogleへのリスティング広告やアドネットワーク広告等と思われます。また、人気であるSNSへの広告費も193.2 Million USDと約210億円もの広告費がかけられています。

また、タイのマーケットサイズは日本(上図)と比較した場合、まだまだタイのマーケットサイズは小さいのですが、成長率で見た時にタイはコロナの影響を受けても+8.4%と伸びています。

まとめ

日本とタイではデジタルマーケティング事情が大きく異なることがこちらのデータより読み解けたかとおもいまうす。特にFacebookはタイで最も力を持ってます。ビジネスによって商品・サービスが異なりますが、認知度を高め潜在顧客を獲得するためにはリーチができるのでBtoCやBtoBでも非常に効果的と言えます。

広告も細分化ができるので的確にターゲットへ届けることも可能ですので、フリーマガジンや雑誌、テレビとちがってマスではなく戦略的に広告を打つことが可能です。

特に動画コンテンツは、訴求力が高く文字を読むのをあまり好まないタイ文化として、動画を含んだ投稿は最も高いエンゲージメント率を獲得できる結果もあります。

 

弊社は動画を軸にしたデジタルマーケティングをご提案しておりますが、ターゲットの媒体に合わせた運用や広告をビジネスを理解した上で戦略的にご提案いたします。

 

タイでデジタルマーケティングをやってみたい!という場合はぜひ弊社にお問い合わせいただければ幸いです。

御社のお力になれるよう尽力いたします。