ドローン

ベトナムへドローンは持ち込める?規制や申請方法・許可取得・

【2022年度】ベトナムでドローン撮影|登録申請、飛行許可等の規制について

最終更新日:2022年11月28日 ベトナムへの企業進出も増え、日本人が増えていえるベトナム。観光情報も多くなり、旅行客もベトナムへ行ってみる人が増えている昨今です。ベトナムには綺麗な海や山、田んぼが広がりドローン撮影を一度はしてみたい!と思う方も多くいらっしゃるかと思います。筆者もそうです。当記事では、東南アジアのベトナムで日本からドローンを持ち込みして飛ばそうと考えている方や、TVや業務での撮影にドローンを使われる方に向けての記事となります。ベトナムでのドローン撮影は、色々とハードルがありますがこの記事を読めば全てクリアになること間違いありません。皆様の参考に慣れれば幸いです。 この記事で分かること ベトナムでのドローン撮影(空撮)の規制について ベトナムのドローン安全担当機関であるCAAVは、娯楽目的や仕事目的で使用されるドローン飛行について、CAAVの公式ホームページ上で詳細を公開しています。多岐に情報が渡るため重要な部分を抜粋して以下に説明いたします。より詳細な情報が欲しい方はベトナム語しか無いですがCAAVでご確認ください。 ベトナムでドローンを飛行させる場合、飛行許可が必要です。飛行予定日の14日前までに、国防部へ申請する必要があります。 ドローンは放射性物質、可燃性物質、爆発性物質の輸送に使用することは許可されていません。 ドローンは潜在的に危険な物体や物質の発射、撮影、投棄に使用することはできません。 ドローンは最大高度492フィートまで(150メートル)飛行可能です。 ドローンの重量は26ポンド(11.8kg)未満でなければなりません。 ドローンは軍事基地や政府の建物の上空を飛行することは許可されていません。 ドローンは日中のみ飛行が許可されています。夜間飛行は禁止です。 発行されたライセンスがない場合、ドローンに空撮装置を搭載したり、空撮ビデオや写真撮影に使用することはできない。 ドローンは旗やバナーの掲揚、ビラの配布、その他いかなる形の宣伝活動も許可されていません。 ベトナムでドローンに対する取り締まりが一層厳しくなったのは2019年頃からとされています。当時のニュースで、空港近辺で飛行していたUAVが飛行機に衝突し飛行機の先端部分と接触。飛行機が一定のダメージを受けたということでより厳しくなっている模様です。 ベトナムでドローン飛行・空撮は許可されていますか? CAAVによると、ベトナムではCAAVの規制のもとドローンの使用が許可されています。 CAAVとは ベトナム民間航空局(CAAV)は、ベトナムの民間航空監督を担当する中央政府機関である。CAAVは、航空管制機器の配備、監視、航空安全、セキュリティのほか、ベトナムの民間航空セクターの規制を担当している。また、北部空港公団、中部空港公団、南部空港公団の3つの地方空港公団もその管轄下にある。同局は運輸省に対応している。 ベトナムにドローンを持ち込みは可能? ベトナムにドローンを持ち込むことは可能です。没収されるという話も目にしますが、英語の記事を複数拝見しましたが、没収されたケースはないようです。しかしながら、2017年にAPECがダナンで開催された以降、ダナン空港での荷物チェックが厳しくなりドローンが没収されるケースが増えているようです。没収されたドローンは帰国時のフライト前に返却されます。返却はされますが没収される可能性もあるので、きちんと事前に申請を行ってからいきましょう。 ベトナムでドローンの許可証を取得するには? ベトナムで娯楽・業務用のいずれかのドローンを使用する場合許可が必要です。ご自身で取得することもできますが、一般的には代理店の支援を受けて取得するほうが簡単です。いずれの場合も、以下を含む飛行許可申請書類を提出する必要があります フライトライセンス申請書飛行予定日の14日前までに申請(10日前を過ぎると修正不可) ドローンの技術資料(機種の写真、技術的な航空特性に関する説明書など)。 飛行場、地表、水域からの離陸または着陸を許可するライセンスまたはその他の法的文書。 その他、お客様のドローンに関するすべての書類および資料。 飛行には国防省(国防部)の認可が必要で、書類の提出が必要で、認可されるまでに3週間ほどかかることがあります。 ドローン申請方法 自分で申請をする場合 言語の壁が大きく立ちはだかりますが、ご自身での申請も可能です。その際には、以下の様な申込書に書かれた質問事項への回答をし、国防部への提出が義務付けられています。 滞在先 ドローンカテゴリ 飛行活動が許可されるゾーンでの飛行か? 飛行方向 飛行時間 飛行通知 飛行監督 申請書 ドローン許可申請書はこちらでダウンロードできます。申請書の記入にお困りの方はこちらまでご連絡ください。 申請書(ベトナム語/ 英語)記入例・サンプル 国防部の連絡先 コンタクト 電話番号:+84-69696154 メール:info@mod.gov.vn http://www.mod.gov.vn/wps/portal/en 代理店を経由して申請する場合(推奨) もう一つの方法は、現地企業申請のサポートを依頼することです。こちらは7営業日以内には取得が可能なケースが多いようです。1回の申請で350ドルから700ドルで代理店によって異なります。 ベトナムで飛行禁止区域例 全ての禁止区域を把握しているわけでは無いので参考程度にしてください。 禁止区域例:ハノイ市内、軍事基地、空港、空港周辺、港、駅、電力・水道施設、発電所、政府機関、テレビ・放送局、研究機関、国境等 ベトナムでドローンを飛ばしたいなら弊社にお問い合わせください ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。弊社では、ベトナムでのドローン申請のサポートをさせていただいております。ベトナムにある代理店とパートナー契約を結んでおりますので、スムーズにドローン飛行までの手続きが可能です。お気軽にお問い合わせよりご連絡ください。

タイで許可無しで撮影すると罰金くらいます。

【2022年最新版】タイでドローン登録なし&飛行許可未取得の状態で飛ばすと刑罰の対象となります。【注意喚起】

最終更新日:2022年11月2日 コロナも終盤を迎え、タイ・バンコクへの入国が可能となり多くの外国人観光客や仕事でタイに入国する方々が増えました。大変有難いことに弊社にも撮影の依頼をいただく機会が増え、その中でもドローンの飛行についてのお問い合わせも多く寄せられます。過去に書いたドローンの記事では、タイでドローンを飛ばす際には必ず許可を地主やCAATに許可を取る必要があることを説明いたしました。今回の記事では、許可無しでタイでドローン飛行や空撮を行うと一体どのような罰則が実際に具体的に下されるのか、過去の事例に基づいて説明いたします。 目次 未許可飛行により300,000バーツの罰金 当ドローンによる事件は、2017年10月に起きたものです。バンコクの中心部で2017年8月に「A氏」がドローン撮影を行いました。A氏は、撮影したドローンの画像や動画を自身のSNS(Facebook等)に公開しました。その時点では、特に問題は起きなかったのですが、同年10月に突如CAAT(タイ民間航空局)より連絡が入りました。内容としては、下記の通りです。 ライセンス無し 許可無し 夜行飛行 人々が集まる都市での飛行 90メートル以上の高さでの飛行 これら5つの違反により290,000バーツの罰金がA氏に課せられたとA氏自らFacebookに投稿。A氏は自身がライセンス無しで飛行したこと等について認めたものの、約300,000バーツの罰金が発生するとは思っていなかったという。 当時の航空法第24条により「4万バーツ以下の罰金」で、A氏は8つの区から最大限の4万バーツの罰金が課せられ、40,000バーツ×8区 = 320,000バーツの罰金が課せられましたが、値下げされて290,000バーツに変更されたようです。   また、撮影時に一緒に撮影をしていたA氏の友人もCAATに呼び出され、結局2名で290,000バーツを支払いました。   このニュースはタイのドローン関連のニュースとして最も厳しい罰として有名なニュースであるため、タイ国内ので飛行を行い際は必ず許可取りを行うことをおすすめいたします。 このニュースの原文はこちら。 タイデモのグループを撮影 75,000バーツの罰金 2020年8月16日にタイのデモグループ『Free People』がRatchadamnoen Avenueの周辺でデモを起こしました。グループのカメラマンがドローン撮影をするつもりでしたが、飛ばした直後にタイ警察のアンチドローン銃によってドローンが強制的に降ろされました。ドローンがカメラマンに手元に戻ったタイミングを見計らってタイ警察がすぐにカメラマンをその場で逮捕。犯人となってしまったパイロットは、ドローンのライセンス等を全て保有していたが、許可無しでの飛行により逮捕へと至った。罰金は10,000バーツと言い渡されたのですが、場所が王宮に近いということから追加のペナルティーが発生。最終的に支払った罰金は75,000バーツとのこと。 その他ドローンの罰則事例 ドンムアン空港の近くでドローンを飛ばし、半年の懲役と1万バーツの罰金 2017年のタイ・プミポン前国王の葬儀の際に6人のタイ人が会場と近くに許可なく飛行して逮捕 ハジャイ空港の近くでドローンを飛ばし、後日警察が約三ヶ月調査し犯人を逮捕  ライセンス無しで法定規則である90メートル以上を飛行、90,000バーツの罰金 この他にもドローンに関する逮捕や罰金の事件は多数あります。タイでドローンを飛行させる際、「大丈夫でしょ」と言った気持ちで飛ばすのは罰金を支払う覚悟がなければ避けた方が良さそうです。罰金を払うくらいであれば、正式なルートで飛ばすようにしましょう。弊社に正式に依頼頂いた方が圧倒的にお安く済みます。。。笑 日本からのドローンを飛ばすのは手続きが大変な部分もありますので、タイで仕事用やプライベート用でドローンを飛ばす際は、ぜひ弊社にご相談ください。 ドローン撮影・空撮・登録代行はこちらからサービス詳細をご確認いただけます。

タイでドローン登録の申請代理を承っております。。

【2022年度最新】タイで買ったドローンを簡単にCAAT、NBTCに登録する方法

最終更新日:2022年11月21日 タイでドローンを飛ばしたい!海外だからルール無視で大丈夫でしょ!とはならず、タイでもドローンを飛ばすには日本同様に多くの規制があります。ドローンを飛ばすのはラジコンを飛ばすと言う感覚よりは、車を運転するに近いのがタイの規則です。運転免許証がないと自由に飛ばすこともできず、また、飛ばせる場所も制限が多くかかってます。保険も加入が必須で、これらへの加入・登録をしていない場合は、航空法第27条及び第78条に基づき、「1年以下の懲役、または4万バーツ以下の罰金、または両方(懲役+罰金)が課せられます。タイで楽しく安全に法律を守って飛ばすためにも各種登録を進めるべく当記事をご覧いただければ幸いです。 もくじ タイでドローンを飛ばすには手間と時間がかかる… まず、観光や旅行で短期でタイに来られる方は登録が難しいです。タイでドローンをいざ飛ばそうと思っても、各種公的申請手続きを終えていないと飛ばすことができません。申請書類も多く、タイ語もしくは英語で記入をする必要があります。また、タイにいないと登録が実質できない仕組みになっているので日本からのオンライン登録は不可能です。とは言え、タイに旅行や仕事で来るのであればドローンを飛ばしたい・飛ばす必要があるといったケースが出てくると思います。まずは、どんな手続きが待ち構えていているのかを具体的に説明いたします。 そもそもNBTC/CAATとは?違いは? CAATとは… CAATとは「Civil Aviation Authority of Thailand」の略称で、日本語では「タイ民間航空局」です。CAATは、ドローンをタイで飛行する際に必要なライセンスを発行しています。いわゆる車の運転免許と同じようなものです。CAATの登録にはNBTCおよび保険の加入済みである必要があります。 NBTCとは… NBTC(タイ国家放送通信委員会)は、ドローンの機体・コントローラーを登録する機関です。日本でいう、国土交通省の配下にある運輸局に自動車を登録するのと同様に、ドローンおよびコントローラーの登録をタイのNBTCに届け出を出す必要があります。 飛行までの全体手順 大枠の手順について説明いたします。   必要書類の準備– NBTC– ドローン保険– CAAT– パスポートコピー メールアドレス・電話認証 必要書類の準備 お問い合わせいただき支払いが完了いたしましたら、下記の書類一式をGoogle Drive経由でお送りいたします。記入が必要な書類は3種類のみです。また保険に関しては複数社ございます。保険会社ごとによる差はあまり見受けられませんが、比較したい方は「タイ保険一覧【2022年度版まとめ】PDF」を作成いたしましたのでご確認ください。あくまでも調査した時の情報となりますので参考程度にお願いいたします。 NBTCに提出する書類(左)、 CAAT登録用紙(中央)、ドローン保険加入用紙(右)の計3種類です。 また、書類以外に必要なものとして、下記に2つの書類準備が必要です。   ドローンの本体及びコントローラーの写真 パスポートコピー ドローンの写真は、本体の上下・左右・正面後方からと撮る必要があります。また、本体とコントローラーのシリアルナンバーが映るような写真も準備が必要です。これらの写真はマイクロソフトのWordの本文に乗せて保存するようにしてください。また、パスポートは顔写真のあるページをコピーしてください。 サインが必須 パスポートのコピーとドローンの写真の乗った書類にもサインは必要です。 3種の書類にも最終ページにサインを入れるところがありますが、パスポートのコピーとドローンの写真の乗った書類は、全ページに青色のペンでサインを入れる必要があります。しかもパスポートと同じ書体のサインが必要です。漢字で書かれている方が多いかと思います。指が非常に疲れる作業ですが必要なものですのでサインを入れるのを忘れずにお願いします。   サインを入れる場所は、基本的にページの右下です。上記のドローンの写真ですと、タイ語の赤文字が右下にあるのですが、そのあたりにサインを入れるようにお願いします。なお、サインは100%同じ書体である必要はありませんが、似てる必要はあります。違うと書き直しが発生する場合もありますのでご注意ください。 準備完了 準備を終えたのであれば各種をそれぞれの機関に提出し、承認されるのを待つのみです。承認には数週間〜数ヶ月要します。また、日本で買った機材に関しては現地でしか登録ができないため、実質短期旅行の期間で飛ばすのは現実的に難しいです。1回目のタイ訪問で申請し、2度目のタイ訪問で飛ばす(書類がパスしてれば)といった流れになるかもしれません。 タイでのドローン登録申請代行を始めました。 弊社では、ドローン登録を過去に何度も行って来ておりますので、スムーズに登録することが出来ます。タイのサムイ島やプーケットで飛ばしたい…とご検討の皆様はぜひ一度弊社にお問い合わせください。