タイで動画vSEO対策|ブログ×動画で他社とSEOに差をつける方法を解説
SEOという言葉はご存知の方が多くいらっしゃるかと思いますが、vSEOとなると聴き馴染みのない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?現在もSEO対策はタイにおいても非常に重要であり、有益な記事コンテンツを多くの方が生産しています。実際にSEO対策を講じる場合、多くの工数や時間がかかる上に、それに見合った結果がすぐに出てこないのがSEO担当者の頭を悩ませます。
当記事では動画を用いたSEO対策を解説いたします。動画SEO対策を用いることで記事(ブログ)とは異なり「動画枠」からの流入が増え、YouTube検索でも上位を表示させられる施策ということで、アメリカをはじめに日本国内でも広まりつつあります。
動画の需要が増す現代において対策するに越したことはありません。ぜひご一読いただき、自社の動画SEOに役立ててください。

動画SEO(vSEO)対策とは?

”Video Search Engine Optimization”の略がVSEOです。動画における検索エンジンの最適化を意味します。YouTube検索での上位表示や、Google検索での動画枠での上位表示(露出)や関連記事を上位表示させるための施策です。
なぜvSEO対策が必要か
何か情報を調べた際に検索結果に対して正しい情報を提供することがGoogleの重要な課題となっています。ただ、文字からコンテンツが何かを判断することはできても、動画からでは何かを判断することは今の段階ではまだできないようです。そのためGoogleとしてはvSEO対策をとることで正しい情報を検索者に与える施策をとっています。
そもそもの動画の重要性について
動画は端的に多くの情報を提供でき効率的である
動画はブログや静止画と違い、映像、文字、音を用いて情報を提供します。多くの情報を短時間で伝えることができるため非常に効率的です。また文字とはことなり直感的に情報を与えることができるので記憶に残りやすいということの動画のメリットです。
動画コンテンツの普及
インターネットは高速化の一途を辿っています。従来は動画となるとデータが大きく、非表示にしたりスキップするユーザーも多かったのですが、ネットの高速化により全てのユーザーが今まで以上に気軽に動画を見ることができるようになります。タイ国でも5,000万人以上の人々がすでにスマホを持っています。どこでも誰でもいつでも動画を見てる世の中ですので、動画の重要性は高まる一方です。

VSEO対策をとるメリットについて
Google(検索エンジン)での検索上位表示
動画SEO対策を取ることのメリットの1つとして、ブログに動画を組み込むことでSEO効果があるとForrester Researchが2010年に公表しています。それは「動画の埋め込まれた ページは、埋め込まれていない ページに比較して、約53倍の確率で検索結果の上位表示が期待できる」ということです。
しかし2010年に実証されたものですので、アップデートを繰り返してきたGoogleは現時点でどの程度の効果があるのかは正直不明ではありますが、効果がまったくないわけではありません。
例えば、数年前よりGoogleに採用されたスニペットがあります。このスニペットは下図のように、記事コンテンツが上位に表示されるのではなく、検索キーワードに関連するコンテンツの動画や写真、ECサイトの商品写真、Wikipediaやブログからの抜粋等、Googleが判断して最上位に表示する枠があります。必ず表示されるわけではないですが、キーワード次第では動画を優位に表示させます。

また、スマートフォンからの検索の場合に多く表示されるのが「記事+サムネイル」です。ブログに組み込んだ動画が厳密に動画との関係性・コンテンツがリンクしていることでGoogleがサムネイルを表示させます。SEOに直接的な効果はないと推測はしますが、ユーザーのCTR(クリック率)に大きく関係をしてくるので、動画をブログに組み込むことは非常に効果が高いと思われます。

YouTubeでの検索上位表示
タイでもYouTubeは非常に人気なSNSの1つです。YouTubeでも検索ニーズは多くタイトルや概要欄などvSEO対策を講じることで上位に表示されやすくなります。もちろん動画のいいね!数であったり、平均視聴時間といったデータを元に動画の評価をYouTuebは決めているので、有益な動画であることが前提ではあります。
YouTubeで上位表示されることで再生数も伸び、コンテンツを多くの視聴者に届けることができるので対策を講じることを推奨します。ただし、BtoB関連の動画はあまり再生数が伸びるようなコンテンツではないので、KPIや目標とする数値は予め別のものを決めておくと良いかと思います。
競合他社参入がまだまだ少ない
動画普及は多くの企業がすでに知っているものの、会社の取り組みとしてYouTubeチャンネルを運用する企業も少なく、さらにVSEO対策にまで手が回っていないのが現状です。YouTube検索時の上位表示やGoogle検索時に記事より上位に表示されることもあるので対策はすべきです。
ではなぜ対策をしていないのか?そもそもvSEOを知らない、動画制作は工数がかかるので自社では対応しきれないなどが理由かと思いますので、この記事をご覧になった画面前のあなたはぜひ動いてみてください。
工数はかかりますが、ブログ同様に効果が出れば継続した利益をもたらすことができます。
拡散力が高い
動画コンテンツはテキストコンテンツ(ブログ等)に比べて見られやすく拡散されやすい性質があります。そのため、面白いストーリー、感動を与えるコンテンツなど様々な要素を作り込んだ動画ですと、人々は共感し共有します。
視覚、聴覚から刺激を与えることができる動画は人の記憶に残りやすいものです。こういった動画の制作は簡単ではありませんが、爆発的な拡散力を持っていることは動画の強みと言えましょう。
基本的なvSEO対策について

では、実際にどのようにしてvSEO対策を行っていくのかを説明いたします。
タイトルの最適化
タイトルの最適化がvSEO対策において最も有効的です。ターゲットであるユーザーが検索するであろう検索ワードをタイトルに入れることでキーワード検索時にヒットします。
検索ワードを調べるときにおすすめのツールは「ラッコキーワード」おすすめです。
実際の使用方法については後日記事をアップします。
説明文の最適化
概要欄での説明文も重要な要素となります。Googleは動画からコンテンツの判断ができないため、目次を用いたり、説明文を記載することでどのような動画かを識別することが可能になります。
タグの最適化
YouTubeアップロード時に入力するタグも検索結果に影響を及ぼします。動画と関連性のある単語を入力するようにしましょう。同じジャンルの他の動画がどのような言葉を使っているのかを調査・分析することが必要です。
サムネイルの設定
同じコンテンツが並んでいたとします。片方はお洒落に拘った画像。もう片方は動画から切り抜かれた雑な画像。どちらを押すのかは視聴者次第です。ただもし、お洒落が好きなユーザーがターゲットの場合は、そのターゲットは前者を押すのではないでしょうか?
誰を惹きつけるのかにもよりますが、サムネイルは文字を読み込む前にぱっと見で判断する際の重要な判断素材です。いかに人を引き付けられるか、見てもらえるかが重要です。無論、コンテンツとの関係性は持った方が良いです。
コメント返信
コメント機能があり、常に視聴者とコミュニケーションが図れるYouTube。ファンからの喜びの声や厳しい声。アンチからの誹謗中傷といった声なども届くのがデメリットの部分ではありますが、厳しい声や喜びの声を直に聞けるということは次の動画制作や商品自体への改善等につながります。コメントはテキストでもあるので、Googleも判断ができるのでコメント機能は大いに使うことをお勧めいたします。